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2010年06月11日
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カテゴリ:映画・ドラマ
今日は夫が休みを取ったので、
クロッシングを観てきました。


北朝鮮の生活と脱北の実情を
たくさんの脱北者の取材を通して
かなりリアルに描いたという
社会派ドラマです。

戦中戦後の日本も
似たような感じだったろうと思いましたが、
現在もこんなことが罷り通っている国がある。

いつの時代に、どこに生まれたかで
こんな人生もあるんだと思うと、
理不尽としか思えない。


父と息子がとてもいい演技でした。
「いい」という表現はおかしいのですが、
とてもよかった。
特に息子はすばらしかった。


こんなに過酷な人生の中でも
たった10才ばかりの息子は
父を恨むでも、国を恨むでもなく、
母を守れなかったことを泣いて謝る。
「約束を守れなくてごめんなさい」と
血を吐くように泣いて父に詫びる。

国というのはいったいなんなんだ?
大人は何をしてるんだ?



そういうことだけがテーマの映画ではないのだが、
あえてその点だけ書いてしまうが…。

柳楽優弥が主演した「誰も知らない」を観たあとの
あの感じに似たような、

理不尽に対する怒りと
子供の真っすぐなピュアな心に
胸が痛くなった。







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最終更新日  2010年11月03日 14時30分09秒
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