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2011年07月01日
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カテゴリ:父の様子


5月19日

ケア付きマンションに独居の父が、今朝、40度近い熱発で救急入院。
医師の話。
「誤嚥性肺炎を繰り返すのでそろそろ独居は限界に近い。
マンション管理者にも負担がかかる。
救急病院だから受け入れるがベッドが空いてないときは無理。
長期療養病院を探してはいかがですか?」


回復期リハは老人医療費を減らすために在宅に帰すのが目的。
在宅復帰率が低いと病院への補助金が減る。
「家に帰れるために」と耳障りはいいが、目的は老人の切り捨て。

リハの先生は専門性を駆使して成果を出してくれる。
が、リハ期限満了後は医療保険は使わせませんぞ!と病院の姿勢=国の姿勢。


終の家と決めた独居で日に1-2回のヘルパーを頼り、週に1回リハも受ける。
もし命尽きても悔いはない、医療行為による延命は望まないと、それが父の願い。
家族も同意。

でも「高熱が出たらヘルパーは救急車を呼んでしまう。
家族なら呼ばずに看取る選択ができるだろう」と医師は言った。


たとえ本人が「延命拒否。緩和のみ希望」と伝えても、
高熱のあるクライアントに接したらヘルパーは救急搬送し、
病院は解熱剤や抗性剤を使う。

「保護責任者遺棄致死」罪を誰も追いたくないから「助け」ようとする。
「体が不自由になれば自死の自由もない」と母も言う。


「延命拒否」の本人の望みをかなえるなら、苦しむ姿を前に「放置」し、
命が自然に尽きるのを看取れるのは家族だけだと、
今日の医師の話はそういうことだったのかな?

帰宅してから思い返すと、
「何度も救急車で来られても迷惑なんだよ」ということなんだと思えてきた。


ま、独居が限界に来てるのは事実だし、
介護度5でも胃ろうじゃ特養は回ってきそうもないし、
長期療養病院探しを再開することにしよう。
しょうがない。
何度危篤になってもよみがえる、生命力が強すぎる両親、可哀相でならない。



5月23日

延命は望まないが苦痛緩和は望む。
これが本人と家族の思い。
さて人工呼吸器が延命なのか苦痛緩和なのかわからない。
医の倫理に外れない範囲で早く楽にしてあげたい・・・と言ったら
どういう処置をするのか教えてほしい。


ぽっくり逝きたい、
たらふく食べてテレビ見て寝て朝になったら目覚めないってのがいい

・・・とのぞんでも叶う人は少ないんだろうな。
  

5月24日

お父さんが逝きました。
やっと苦しいのから解放されたので「よく頑張りました。お疲れさまでした」です。
やっと楽になりました。
お父さん、本当にお疲れさまでした。

こんなに早く逝くのなら、最後の入院はずっとついて居てあげればよかったね。

でも、マツさんも来ていたんだね。
だから、まぁ、いいか。

ともあれ、お疲れ様。
もう痛いことも、苦しいこともないよ。








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最終更新日  2011年08月16日 12時23分52秒
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