遺跡の上に住んでいた。
わりと最近知ったのですが、ン10年以上前から住んでいるポンコツ我が家があるエリア、古~~い時代の遺跡の上なのだそうで…。(不動産用語では『周知の埋蔵文化財包蔵地』というらしい??)うちの住所をご存じの歴史に造詣深き方々様でありますれば「ああ、あれね」とお判りになられるかと思いますが、戦国の城跡とかよりも、もっと大昔の遺跡です。近所で住宅地にする前の発掘調査が始まるのですが、うちを含めた近隣の住宅も建つ前にちゃんと実施していたのかしらん…。(建売&中古なので不明)京都とか奈良とかと違って歴史に関して『意識低い系』の地域ゆえに、今回「ちゃんと発掘調査とかするんだ…」とけっこう驚いており。少し前、市内のちょっと離れたところの遺跡が『国指定』になって、それなりに盛り上がったので後に続け!とばかりに調査に力を入れ始めたのかしらん…。昔、社会科教師が「高度成長期には現場で遺跡らしきものが見つかっても、即!ブルドーザー蹂躙で無かったことにしたらしい」と語っているのを聞いたことがあり、「ああ、この地域ならやるだろうな(一応首都圏だし)」と、たいして驚きもせず思ったものでした。そういえば何年か前、市内の別の遺跡で出土品が出てきたのに、ちゃんと調査しないまま宅地開発が進められ…といったネタでブログ更新した記憶が。「せっかくの遺跡にヒドイ!」と憤ってた気がするのですが、遺跡上と知らず数十年のほほんと暮らし続けてきた私こそ『意識低い系』そのもの…。こたび検索中に市内や近郊の調査済遺跡リストを見つけたのですが、『調査後、消滅』と書かれているところが少なからずあって、よほどの遺跡じゃないと残してもらえないんだぁ…と、物悲しい気持ちとなった次第です。マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル [ 今井 しょうこ ]価格:1,540円(税込、送料無料) (2023/8/13時点)楽天で購入