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カテゴリ:本。
以前書いていた「退屈姫君伝」の続編。 あいかわらずのめだか姫の騒動記なんですが、面白いよこれ。 退屈姫君伝に比べるとページ数のこともあり仕掛けは多少減ってしまいましたが、この物語のノリがいいのでさくさくーと読めてしまいます。 なにより私はくの一のお仙さんが好きなんだ!彼女の活躍が見られればそれでいいんだ。 最後をみるとまだ続きそうなシリーズなのでこれからも楽しみにしたい本のひとつです。 ところでこの退屈姫君を読む前にオススメしたいのが↑の「風流冷飯伝」という本。 退屈姫君とリンクしているので先に読むのもまた一興かと。 再登場したときに愛着がもてます。私は先に退屈姫君から入ってしまったのでちょっと残念。 さらに追加でいうと、その後のお仙さんの物語で↑「面影小町伝」ってのもあるんですが、これは「退屈姫君」と微妙にリンクしてこないんじゃ・・・?と思うお話。そもそも「風流」「退屈」「面影」で三部作らしいんですが、「退屈姫君」がシリーズ化してしまったのでこれからどうするんだろう・・・とか思ったり。面影~はちょっとノリが違うのであんまりオススメはしません。面白いんだけどねー、ちょっと暗重なの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.13 20:50:17
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