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うわみ書房 ~絵本箱~

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2007年10月13日
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カテゴリ:カテゴリ未分類






夜がくるまでは

Night of the Gargoyles

著者:イヴ・バンティング 絵:デイヴィッド・ウィーズナー
訳者:江國香織
発行:BL出版 
初版:1996年 ページ:32P 価格:\1323


「ガーゴイルたちは虚空をみつめ、町かど高く身をひそめている。

からっぽの目はまたたきもしない」


ガーゴイル : 建物の屋根やひさしからつきだした、奇怪な人間や動物のかたちをした雨どい


モノトーンで描かれた大人向けの絵本です。
血がかよっていないガーゴイル達は夜になると這いずり回り星を舐めに飛んでいく。
そして彼らの境遇についてガーゴイル流にぼやきあう。
重く不気味さが漂う文面ですが恐ろしい話ではありません。
どこかもの悲しく同情してしまいますが、彼らの人を嘲る態度はずいぶんと楽しそうで、
仲間とのおどけた行動には愛着さえ感じてしまいます。
イメージとしては、「上司をネタにサラリーマンが夜毎酒場でクダを巻く」っといった感じでしょうか。
心当たりのある方におすすめです!





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Last updated  2007年10月14日 21時53分25秒



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