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カテゴリ:健康
カラダのキモチ(2006/6/18放送)「梅雨と水虫」
6~7月の湿度が高いこの時期に発病者急増。 悪化すると歩行困難になる場合もある病「水虫」 水虫=足白癬 白癬菌は高温多湿を好むカビの一種。 これが皮膚に感染することで起きるのが水虫。 自覚症状がないから水虫でないと思っている人は多い。 しかし 水虫は皮がむける程度で 自覚症状がない場合が多いのだ。 水虫患者の8割は自覚症状がないそうだ。 放置すると水虫は進行するが 進行するほど症状が出なくなる。 水虫はみつけにくい病気なのだ。 水虫は男性に多いと思われがちだが 水虫患者の5割は女性。 知らぬ間に菌をばら撒いている可能性もあるのだ。 あなたは被害者ではなく加害者かも! <全身水虫マップ> 水虫はカラダ中のどこにでも感染する恐ろしい皮膚病。 ・足「足水虫」 ・爪「爪水虫」 ・陰部「陰金田虫」患者数は男女半々 ・胸「銭田虫」 ・頭「白癬(しらくも)」 白癬は以前は幼児によく見られる症状だったが 近年 海外から入ってきた新種の「白癬」が 柔道やレスリングなど マットに頭をつけることのある競技の選手を中心に流行している。 水虫はなぜ24時間で発症し 自覚症状がないのか? 全ての始まりは 感染している人が落とした 垢に生息する白癬菌が付着すること。 このため スポーツクラブや公衆浴場など 不特定多数の人の足が触れる場所に白癬菌はたくさん存在する。 さらに 水虫の一番の問題点は家庭内感染。 家族に一人でも水虫がいると カーペット・畳・玄関マット・バスマットなど 家中に白癬菌が存在 それだけ感染の可能性が高くなる。 白癬菌に感染した場合 まず多く出るのは 「趾間型」 足の指の間にできる水虫のこと 「小水疱型」足の裏や側面など、毛の生えていない皮膚の厚いところにできる水虫。 症状が出るのは1週間程度。 治まったと思いがちだが実は進行している。 慢性化すると皮膚と白癬菌は共存・増殖し続ける。 知らず知らずのうちのこの2つにタイプに変化している。 「爪白癬」爪の先が白くにごってくることからはじまり・・・ 「角質増殖型」かゆみがないやっかいなタイプ。 足の裏から足のふちまでガサガサして角質が厚く硬くなり、 ボロボロと皮がむけたり、かかとがひび割れてアカギレのようになったりする。 明治時代 靴の普及と共に 水虫も爆発的増加! 靴の中の湿度が80%を超えると 白癬菌が侵入・増殖する。 靴で蒸れるのがよくないので デスクワークで 靴を履いたまま同じ姿勢でいることがよくない。 一見外回りのほうが蒸れそうだが 歩くことで靴の中の空気が入れ替わっている。 靴を履いたまま長時間のデスクワークは危険。 <水虫の予防・改善・撃退法> 「入浴法の工夫で水虫の予防・改善」 暑いからといってシャワーだけでは汚れが落ちない。 湯船に入ると汚れが落ちやすくなる。 石鹸をつけて指の間までしっかり洗うことが大切。 石鹸は白癬菌の防水バリアを破り皮膚から落とすことができる。 かかとを軽石でこするのは危険! 皮膚を傷つけて菌を侵入させやすくしてしまう。 全身きれいになって お風呂からでる時! 本当に気をつけたいのはここから。。。 バスマットは常に清潔にしておくことはもちろん 指の間まで拭き 乾燥させる。 乾燥させる間のワンポイント「足指グーパー運動」 1日20回以上行う。 特に女性はハイヒールなどで指の間が狭まり 空気が入りづらくなっているので 新陳代謝を高め白癬菌を追い出す。 「爪きり」 丸く切る 切りすぎの人が非常に多いが 爪が食い込みやすく傷から白癬菌が侵入してしまう。 爪を切る時はストレートカットにして角は落とさない。 白い部分を1mm残す。 角はやすりをかけて丸みをつける。 爪切りを洗うことを忘れずに! ■楽天「爪きり」で検索 ■「ネイルケアグッズ」売れ筋ランキング ■楽天市場で「水虫」で探す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.20 22:50:51
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