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アオルビ♪ユルユル感想文♪

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2007/12/03
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テーマ:アニメ!!(3878)
カテゴリ:カテゴリ未分類
事故後、一度は目覚めたもののショックで再び意識を閉ざしたイサコの心の傷を癒す為に設置された実験医療空間4423があっちの原形。
その空間でイマーゴを通じて心を埋めるもの…ノブヒコ姿を電脳物質で再現。
しかし、なんらかの原因でイサコの心の世界は変質、停止した。
電脳コイルシステムを知るオジジがヌルキャリアでイサコを助けたが、オジジはイマーゴに生身の体が耐えきれず電脳体を分離しただけで死亡。
オジジは分離した後もしばらくは意識があり4423をさがしてさまよっていた。
そして残された異空間は人知れず「あっち」と呼ばれる空間へと変容した。
ノブヒコの形をした電脳物質がヤサコに4423と名乗ったのは空間名だったのですね。

「私はオコノギ…」
昔迷子になった空間で出会ったヌルはオジジだった。
「オジジは死んだんだよ!ポックリ!」
「おお!思い出した!ワシはこの間死んだんじゃ!」
わはははぁ~~!!
って、さすがメガばあの旦那だけあるなww
「デンスケもこの治療施設の一部」なのでヤサコは「あっち」へ迷いこんだらしい。
オジジはもうこんな事がおこらない様、デンスケに鍵をかけデンスケにヤサコの道案内をさせると
「ワシはお迎えにいかんとならん子がいるんじゃよ」と言い残し消えてしまう。
ヤサコを呼んだ鈴の音はオジジの数珠についた鈴。
幼いヤサコが総てを忘れたのもオジジのいいつけだったんですね。

昔の記憶が消え辺りが真っ暗になった時、小さな真っ黒い影がヤサコを導くそこには鍵穴。
穴からはおばちゃんとハラケンの姿が!
鍵穴をくぐり真っ白な空間に出たヤサコは小さな影がデンスケである事に気付く。
「デンスケ!」
駆け寄ろうとするヤサコに始めて会った時の様にあとずさりするデンスケ。
ソッと手を伸ばすヤサコ。デンスケはあの時の同じ様に小さな舌でヤサコの手のひらを舐める。
デンスケのフサフサであったかい感触を慈しむ様に抱き締めるヤサコ。
しかし、デンスケは別れを惜しむ様に振り返りつつも、鍵穴の向うへ走り去る。
「デンスケありがとう、今までほんとうにありがとう。さようなら…デンスケ。」

ハラケンとタマコが見守る中、電脳体が戻り気が付くヤサコ。
心配そうに見守るハラケンにデンスケが出口に案内してくれたこと、さよならが言えたことを伝える。
涙をため、うなずくハラケン。
やっとデンスケにさよならする事が出来たヤサコ。
うわ~ン。良かったです。このままではヤサコの気持ちがハラケンの様になってしまったかもしれないので。
涙を流しうなずき会う2人。同じ苦しみをあじわった2人だからこその絆です。

その頃、大黒市のヤサコの本体は何故か一部のリンクがもどりつつあった。
ミチコの憎しみによる胸の痛みでイサコの変化を悟ったヤサコは大黒市に向かう事を告げる。
しかし、こんな時にかぎってタマコのバイクはレッカーされてしまう。
電話で指示を仰ぐタマコにメガばあは
「こんな事もあろうかと思って切り札に連絡済みじゃ!」

メガばあの切り札とはコイル電脳探偵局会員番号1番ヤサコ父だった~~~~!!
「おふくろには色々と弱味を握られていてな…」「やはり、その手口か!」
って事はおばちゃんも色々と…ww
そしてメガマス本社の要請で内部監査も手伝っていた父は
コイルスの失われた技術を手に入れようとする旧コイルス一派が猫目とグルになっていた事。
カンナの事故は電脳ナビの誤動作が原因である事もハラケンのデータから分かった事を話す。
ヤサコ父~!おいしい所をもって行ったのはいいけど時間の都合でさっさと退場。
でも、いい父親ですよね。危険が解っていてもヤサコの行動を否定しない所が株を上げたわww

イサコの病室では古流の暗号でイサコのリンクを切断しようとする者が。
寸でのところで食い止めるメガばあ。
「この癖、この暗号の組み方、もしや会員番号3番猫目か!」
猫目はずっとコイルスの復讐に生きてきた。
4年前タマコが通路を開いたのも、そんな猫目がそそのかしたせい。
メガばあが止めなければタマコも「あっち」へ行っていた。
猫目やはり探偵局の会員でしたか。
4年前の出来事も今回と同じでタマコを利用したあげく、生け贄に…って魂胆だったんでしょうか。
長年の憎しみ。
それが彼の心から良心というモノを消し去ってしまったのでしょうか?

メガばあは必死で猫目の暗号を食い止めるものの耐えきれなくなった。
その時、突然猫目の暗号が消えていく。
ようやくイサコの病室前にたどりついたヤサコ達、そこには兄宗介の暗号をはじくタケルの姿が。
「とうちゃんは、イマーゴや電脳ペットを人の心を直す為につくったんだ!」
「止めろ!タケル!」
タケルは父からもらったパスワードで兄のメガネを壊し、ヤサコにイサコを連れ戻す様頼む。
タケルは本当に兄が好きだった、でも好きだからこそ憎しみだけに生きる兄を見ているのが辛かったのでしょうね。

猫目の攻撃でダメージを受けたイサコ。
しかし、対処法が解らず困惑する一同。
ヤサコはイサコの体に向かい「こっち…こっちよ!天沢さん!こっちを見て!」と必死に呼び掛ける。
電脳体が分離した様に黒くなり倒れ込むヤサコ。

気が付いたヤサコは夢の鳥居にいた。
4423と出会った時の記憶を全て思い出すヤサコ。
「やめて!お兄ちゃんを取らないで!」
幼いヤサコと4423を襲う黒い影!それはミチコ!
「私はお兄ちゃんと別れたく無い!ずっと一緒にいるの!」
「違う!私は、おにいちゃんとさよならしたの」叫ぶイサコ!
その声を聞いたヤサコは、イサコにミチコに願う前に兄は死んでいた事、ミチコはイサコ1人だけが生み出したのではなく、もう1人いる事を告げる。
「それは…この私小此木優子よ!」
ヤサコの4423へのキスがイサコと兄の別れの邪魔をした。
そのキスとイサコの苦しみから生まれたのがミチコ。
「天沢さん戻ってくるのよ、もうその空間とはさよならをしたハズなんだから!走って!」
ヤサコに続く道が開け、明るく輝く鍵穴に向かい走り出すイサコ。
「あなたは本当に私を捨てられるの?あなたはそれを望んでない。」
ミチコの言葉に立ち止まるイサコ。
「私はあなたの苦しみや悲しみを食べる為に生み出したあなたの分身。」
「やめて、もうやめて。」抗う様に耳を塞ぎ頭を振るイサコ。
「あなたはお兄さんへの思いを捨てて勝手に大人になろうとしている。そんなの許さない。」
「さあ、もどって来なさい。」
ミチコが見せる幼い頃の幸せなビジョン。引かれる様に微笑みを浮かべ引き返すイサコ。
「ここでは大人になる必要もないい。つまでも甘くて切ない気持ちでいられる。」
「ずっと子供のままでいられるのよ。勇子」
「いけない!ダメ。そっちへ行ってはダメ天沢さん!」
リンクが切れ本体に戻ってしまったヤサコは引き止め様と必死にイサコに語りかける。
「髪の毛結んで!」イサコは幼い姿に戻り無邪気に兄に向かって走り出す。
「ここにいれば何にもいらない。大人になる痛みも…苦しみも。」

「天沢さんの…バカ!それでも天沢勇子なの?」
「勇子の勇はいさましいの勇!」
「痛い…」ヤサコの言葉に胸の痛みを感じるイサコ。
「勇ましい…あなたは痛みを恐れない。勇ましい女の子…だから…イサコ!」

「戻って来なさい!イサコ!」
引き止めるミチコを羽交い締めにするノブヒコ。
「行くんだ勇子!これで…本当のさよならだ!」
「行ってはダメ!そっちには痛みと苦しみしかないの!」
「だから…だから行かなければならないの!」
痛みに耐える様に目をつぶり、再び振り切る様に真直ぐ前を見据える。
真っ暗だった空間に道が開いて行く。
「私はこれから貴女達なしでも自分1人で生きていかなくてはならないから!」
「やめて!私の勇子、私を捨てないで勇子!」
「生きなさい勇子!痛みを感じる方向に出口がある!」

鍵穴を出たイサコがたどりついたのはヤサコの夢の鳥居。
ヤサコとイサコの夢は繋がっていた。2人の心はずっと繋がっていた。
「ずっと恐かった、誰かと繋がる事が恐かった…」と、イサコ。
「でも、もう恐く無い。見失っても必ず道はどこかにある。」
「人は細い道で繋がっている。ときどき見失うけど…」イサコに手をのばすヤサコ。
「でも、きっと繋がっている。」
2人の手は初めて繋がれた。

「お帰り、イサコ…」「ただいま、ヤサコ…」

総ては終わりハラケンと図書館の前でイリーガルについて語り合うヤサコ。
イリーガルはいろんな気持ち、あこがれや、恐れ、そして会いたいという気持ちや、だれにも知られずに消えていく気持ちをヌルが拾ったモノではなかったのか…
ミチコがイリーガルだったなら、ミチコを生み出した気持ちはなんだったのか?問うヤサコ。
「切なくて、悲しくて、それに…」
「…ちょっと苦しい。その気持ちってもしかして…初恋…かな?」テレながらつぶやくハラケン。
顔を赤らめるヤサコ。
「…そうかもしれないわね。」

翌年の春。ヤサコ達は中学生に、京子は小学生になっていた。
桜舞い散る中、通学途中のヤサコのもとへ何も言わず金沢へ行ってしまったイサコから突然の電話。
私達は友達になれたのか?と問うヤサコにイサコは
「同じ道を迷って、同じ道を目指した仲間だ。」
「又会おう同じ道を迷った時に。それまではさよならだ。」
「私はイサコ。名付け親はあんただ。」

イサコからの電話が切れた後、一抹の寂しさを感じるヤサコ。
その時ふと気配を感じ振り返るとそこには…
「デンスケ…?」
道の先には一瞬デンスケが…ふっと笑顔になるヤサコ。
「京子。見えた?」
うなずく京子。
~END~

子供から大人へ変わりつつある時の痛み。
幼い自分への決別。自分の道を探す為の自立。そして…自らの力で作っていく人との繋がり。
いろんな事がつめこまれた素晴しいラストでした。

デンスケの死という痛みを受け入れたからこそ、デンスケと繋がった道を探し出せたヤサコ。
兄の死を痛みや苦しみを受け入れたからこそ、ヤサコと繋がった道を見つけられたイサコ。
2人の道は細いけれど、見失いやすいけれど確かに繋がっている。別々の道を歩んでいても…

「やめて!私の勇子、私を捨てないで勇子!」
ミチコが最後に言った言葉は何だか自立する子供にすがる自立できない親の様で切なかった。
メインの子供たちが12才っていうのはこの為だったのかも。
ちょうど親から離れて自分の世界をもつ入り口に差し掛かる年令。
人との繋がりを自分で模索して行こうとする年令。
ああ…自分の子供がこんな年になったら…私はミチコさんになりそうで恐いわ~~

時間はなかったけれどそれぞれのキャラのその後も多少フォローされてて良かったです。
フミエやダイチ達…制服からするとみんな同じ中学みたいですね。夏休みの猛勉強はなんだったんだフミエ??
         結局ヤサコ以外はみんなメガネを止めたまま。さみしい。
ハラケン…カンナの汚名を返上し、ヤサコともなんだかいい感じ。明るいハラケンが見れるのか?♪
     しか~し、私はハラケンの制服姿もみたかったゾ~!!絶対見たかったぞ!
猫目兄弟…タケルのメールによるとどうも兄は行方不明らしい…
     悪行三昧だったからな~出てきたらヤバい事はヤバいですが。警察も動いてるみたいだし。
     もう少し猫目兄にも救いがあったら良かったのにね。
     メガネ壊されたまんま顔も見せずにさよなら~はちょっと可哀想です。
タマコ…おばちゃんはあれだけの事をしたのに無罪放免なのか?ww
    で、タケルはおばちゃん預かりなの?タマコさん…これじゃあますますショタ疑惑が…ww
マユミ…ヤサコに電話!道が再び見つかる事を祈ります。

近年ここまで入れこんで見たアニメも久しぶりでした。
こんな素晴しいアニメを見せてくれた製作スタッフの皆様には惜しみ無い拍手です~~!!
録画したものは子供がヤサコやイサコぐらいの年になったら絶対に親子でまた見たいと思います。

終わったといっても来週からは即再放送。まだまだ楽しみますよ~電脳コイル!!





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最終更新日  2007/12/04 02:02:16 AM


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