Good-bye…,moreover until the day when it meets
【Meaning of title(タイトルの意味)】 "さよなら…また会う日まで" 金曜日の朝に祖母が亡くなった 最期に会った彼女は、私が知っている“それ”では無く、久しぶりに握った手は驚くほど冷たかった 小さい頃から大好きで、幼い私は逢う度にはしゃいでた帰るときには、いつも泣いて、「帰りたくない」と周りを困らせた 本当に大好きで… かけがえの無い人だった 小さいころに離れ離れになったから普段は生活を共にすることもなくなり、色々なことも忘れがちになってしまうものなんだね? そんな薄情な私をどうか怒らないで下さい不思議とこんなときは、思い出が次々に頭をよぎります ありがとう大好きなおばあちゃん 寝ているように安らかな彼女を見ていると、いつもみたいに 「おかえり」 って言ってくれる気がして…手を離すことなんて出来なかった 仕事の忙しさを理由になかなか会いに行くことが出来ずに…最期まで会えずじまいだった ずっと会いに来てほしそうで…「いつ会いに来るんでぇ?」 って聞いてたんやってなぁ 介護してくれてた人が「仕事が忙しくて来れんのよ、残念ね。ばあちゃん」って言っても「5時になったらくるんやろ~?」なんて言ってた、わからず屋やったらしいなすまんな かなり遅なってもたわ 「ごめんね、おばあちゃん、もっと来てあげたら良かったね… 寂しかったやろ?ごめんな…、ほら、帰ってきたよ?」 気が付くと、大きな声を張り上げて大粒の涙をボロボロと流す私がいた ふと白く大きな布で目張りされた戸棚に目をやると、中には写真立てがあった何人もいる親戚の中で、唯一つだけ…幼い頃の 私の写真だけ が大事そうに置かれていた …ばあちゃんも好きでいてくれたんだ わかってたことなのに、そう思うとまた涙が止まらなかった…ばあちゃん、ばあちゃん 満92歳 の 大往生 苦しむこと無く逝った彼女を笑顔で送り出してあげたかったけど、私はずっと泣き通しだったまた怒られるかな? ごめんな? 葬儀の際、沢山の人に見守られて大好きだった花達に囲まれて眠る彼女の最期がとても綺麗で、…幸せそうに見えた閉じた瞼が少し笑ってたみたいに感じた ばあちゃん、よかったな?あっち逝ってもお花いっぱいあるといいな?ばあちゃんなら、あっちでも、沢山の人に囲まれて人気者なれるででも、また転んで怪我したらアカンで? そや、もう肩だって揉んでくれる人おらんねんな俺が揉んでやりたいけどまだまだそっち行く予定ないわぁすまんなぁ だから、元気でな さよならまたな 俺の大好きな人