真夏の由良が岳登山
真夏の暑い盛りに山登り それも高山ならともかく僅か640mの低山気温36度の猛暑日にスキー仲間の男女6名(平均年齢67歳)で丹後由良が岳に行って来ました。皆元気者とは言え立派な高齢者なので、熱中症予防のため飲料水は勿論のこと 体を冷やすための冷却ストールや冷えピタ等々準備が大変でした。由良が岳は京都府宮津市と舞鶴市の境界にあり標高640mの低山ですが、海岸からの出発なので行程差は640mと大阪の金剛山並です。その上登山口までのアプローチが長く「往きは良い良い帰りは怖い」です。8月24日奈良大阪京都から皆が午前10時に京都駅に集合し、天橋立経由で丹後由良へ向かい由良浜のペンションで一泊翌25日午前8時由良浜を出発 田園の中の道路を歩くこと30分やっと登山口に到着 一息入れていよいよ登山開始山に入るや登山路は深くえぐれた溝状となり歩きにくい上 岩や木の根がむき出して段差が大きくなってるところが多々あり非常に疲れる。息が上がり始めたころに3合目の標識 時間は9時30分 なんと1時間30分かけてたった190mしか登っていないことにガックリだがこれからは斜面がきつくなるので高度が稼げると思い直して頑張る植林内の急斜面をジグザグに登って行くのだが皆無言 喋る元気もない途中2回ほど休憩をはさみ やっと11時東峰山頂に到着ここでは360度の展望を楽しむ 特に今朝出発した由良浜が目の下に見え さらに丹後半島や日本海の水平線を眺めていると今までの疲れが吹っ飛んだ。東峰山頂からは熊笹の中の快適な尾根路を約30分で西峰山頂に到着 ここが2等三角点のある正真正銘の由良が岳の山頂です。山頂からは昨日寄った天橋立が見えるはずだが、午後から雲が出て来て僅かに眼下に栗田湾が見えるだけなので昼食休憩の後下山しました。下りは登りと同じコースだが、急斜面だけに滑るところが多くて気が抜けず 登山口に降りて来た時には膝がガクガクでした。ここから丹後由良駅までが辛かった 往路と同じ道だが朝と違って日差しが強く、暑さと疲れで駅に着いた時には全員グロッキー状態でした。丹後由良が岳は低山ながら、高低差と急斜面の登り一辺倒の山で我々高齢者には登り甲斐があり、達成感を満足させてくれる山でした。 24日に立ち寄った天橋立 出発地の由良浜 由良浜から見た由良が岳(左東峰 右西峰) 急斜面にたまらず休憩 東峰山頂 東峰山頂から見た由良浜と日本海 東峰山頂から見た大江山方向(赤岩山) 西峰山頂 2頭三角点 下山途中 丹後由良駅に向かってバテ気味 丹後由良駅から西舞鶴経由で京都へ(乗車したあかまつ号)