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Chronicle

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2008/03/10
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カテゴリ:2008の記録
TARFUTAGO
2008年3月12日
 高気圧に覆われるようなので、朝いちで東京を出る。太郎といっしょ。平塚の花水海岸で太郎を遊ばせてから、富士山スカイライン太郎坊トンネルへ。ドン雲りである。富士山に雲が涌くのはいつものことなのだが、どうなるだろうか。平日なのにクルマが3台ほど止まっている。
 道路は乾いているが、林の中は残雪がたっぷり。クルマからシール登高でスタートできる。1000過ぎクルマからいきなり森ルートを登る。雪のないときに歩いたことがある。数日前のうすい新雪がのッかったぐっしょりとした春の雪。気温は3,4度はあるだろう。太郎はあちこち行ったり来たり楽しそう。駐車場のあたりで、簡易そりで滑ってくる登山者にあう。ガスがたちこめ展望はない。人の声が聞こえたと思ったらスノーボーダーが二人滑ってきた。霧の中をゆっくり滑っている。
 Gピーエスも地図も持ってくるのを忘れたので、ちょっと心配になる。明るくなってきて日射しがでてきた。ガスの上に出るのだろうと思っていると、急に視界が開けて富士山、宝永山があらわれる。双子山も確認できた。くっきりと見えるのではなくヘイズがかかったような冴えない風景。
 またすぐにガスがたちこめなんにも見えなくなる。上空はいい天気なのだが、暖かい空気が残雪の上で霧となっているということだろうか。太郎もときどき消えるので心配。風はなく暑いくらい。だからガスも晴れない。
 双子山のコルの指導標のような影が見えたのでそれを目ざしていくと、そこは宝永山とのコルだった。それまでほとんど風がなかったのだが、コルのあたりは西風が強い。双子山の兄山へ登る。先ほどのボーダーのトラックとシュプールがあった。兄山山頂は雪が飛ばされ砂地がでていた。富士山と弟山が見えたので、コンパスで、あのあたりだろうと、大石茶屋の方角を合わせる。山頂まで2時間半ほどかかっている。
 南斜面を滑って弟山とのコルに下る。春のザラメで滑りやすい。太郎が元気に走り下ってくる。そのまま緩い登りで弟山山頂へ。ときどき強い風が入るので記念碑の陰で休憩。富士山、宝永山、兄山がよく見える。下は雲海。
 これ以上展望はよくなる様子もないので、ガスの中へと滑りはじめる。太郎の方が遅いのでときどき止まって追い付くのを待つ。登りのときのような元気がなくなってきた。疲れたんだろう。沢状の地形にボーダーのシュプールがあった。さらに横切って滑ると、登ってきたトラックに出会う。太郎の足跡もあるからすぐ分かる。
 太郎が遅れるので、だっこして滑ってみたが、嫌がるので、再び歩かせる。森の中を滑ってすぐクルマのところへ出た。2時半くらい。
伊藤フミヒロ





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Last updated  2008/03/13 11:31:43 AM
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