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カテゴリ:ariosuの独り言日記
父が私の為に河で取ってきたうなぎをさばいてくれた。
小さい時から父が取ってきた天然のうなぎを食べている。 小さい時はよくさばくのを手伝わされたが大きくなって自活してからはその機会には恵まれていない。 先日、丑の日が近いということで父が珍しくうなぎを釣ってきた。 丑の日は仕事の為、私だけ別の日に食べる事になった。 その日が昨日だったのだが、 何十年ぶりかにうなぎをさばくのを手伝っていた時に、初めてうなぎの鳴き声を聞いた。 (小さい時からさばくのは手伝っていたが鳴いた声を聞いたのは初めてだったのだ) 父に「今うなぎが鳴いたよ」と言っても、 「小鳥の鳴き声だよ。」と言われる。 父には聞こえないのか?それとも解っていて話をすりかえるのか・・・ 母に「うなぎのなき声を聞いたんだけど・・・うなぎって鳴くんだね?」と聞くと 「うなぎも、魚も鳴くよ」と一言。 うなぎをさばく時に、出刃包丁で一打撃をして気絶させるのだが、その時に 「キュー」と言う声を聞いた。 命の尊さを感じた。 私たちの口に入る食べ物は全て、他の生き物の犠牲の上に成り立っている。 それは、わかっていたつもりだが、実際にその場面に出くわせるとなんともやるせない気持ちになる。 これからは、もっと感謝して食べ物を食べようと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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あなたも聞きましたか?うなぎの鳴き声!
子供の頃、魚屋でうなぎを、さばくのを見た記憶があって、仰る通りさばかれるうなぎの、キューという声に子供ながらに心を痛かったのです。 大人になってから、うなぎがさばかれるのを何度か見たのですが、鳴かないのです。あの子供の頃の記憶は、自分の記憶の誤りなのか、子供にしか聞こえないものなのかずっと気になってました。誰に聞いても、「鳴くよ」という人が居ないので、自分にしか聞こえないのかと思ってました。 やっぱりうなぎは鳴くんですね。安心しました。 (2016.09.15 00:15:32) |