カテゴリ:旅の話
世界最大のトカゲ、コモドドラゴンは、
インドネシアのコモド島、リンチャ島にのみ生息しています。 で、この2島、 もちろん人なんか住んでないので、行くのが大変です。 日本から行くにはまずバリ島に行く必要があります。 綺麗な格好をした日本人旅行者を通り過ぎ、国内線のチケットを取らなければなりません。 でもマニアックな路線なため、週数便しかなく、HPもないのでネット予約なんかできません。 そして現地の学生の夏休みと重なった為、チケットなんか残っちゃいません。 しょうがないので陸海路で行くことにします。 とはいっても、 バリ島→ロンボク島→スンバワ島→フローレス島と、バス&フェリーの3連コンボをきめなければなりません。 しょうがないからこの方法で行きました。 ......ひたすら移動で丸二日かかりました。 フェリーではサンダルを盗まれました。 出発時間がいい加減すぎて、毎回戸惑います。 スンバワ島のビマでの港行きのバスへの乗り換えなんて、 夜6時にバスターミナルに到着したのですが、 すぐ乗り換えるかと思ってトイレも行かず待ってたら、9時発と言われ、 飯を食いながら待つと12時位と言われ、 ボーとして待ってると明日の朝と言われ、 やっと翌朝出発したら窓ガラスが無くて有り得ない位寒かったりしました。 でも頑張るんです。 そして頑張ったんです。 そしたらやっとフローレス島の港町、ラブハンバジョーに到着しました。 海の眺めは素敵ですが、海沿いに村が並んでおり、 ネズミとゴキブリが走り回るスラム状態の町です。 そして何故か、ホテルは全て満室で、 重い荷物を背負って何度もウロウロしました。 ネット屋はあるけど接続はできません。存在の意味が不明です。 仲良くなった現地民に助けられ、宿をゲット。 そしてコモドドラゴンに会いに行く為の漁船をチャーターです。 エンジンの数で値段が違います。 そしてエンジン2個の方が、エンジン1個よりスピードが遅いです。意味不明です。 まあ、 そんなこんなで、 コモドドラゴンがいるリンチャ島に到着です。 ちなみにこの時点で、日本を出発してから7日経過しています。難易度高いです。 世界遺産にも指定されている国立公園のため、 入園料とレンジャー雇い代を払ってセンターハウスに行ってみると、 なんかいっぱいいます。 あ、コモドドラゴンだ。 3メートルくらいあります。本物です。 あっさりと遭遇。しかもとにかくでかくて怖い。 イグアナ飼ってた爬虫類好きの俺が怖いんだから、絶対怖いです。 奴らが本気になったら、いや遊び半分でも、絶対に勝てません。死ねます。 きっとセンターハウス付近で餌付けでもしてるんでしょう、異常な数です。 これでも大分満足なんですが、 やはりジャングルから出てくる真性野生コモドが見たいのでレンジャーと山へ行きます。 途中、 野生猿や豚や飛べない鳥がいます。 牛の骨が落ちてます。奴らが食ったのです。 当然動いてる牛もいます。奴らはこんなのを常食してるのです。 いやー、ライオンより強いんじゃないの? ほんと恐竜ですな。 で、 歩くこと1時間、 2匹いました。 でかいし怖いです。 そして満足しラブハンバジョーに帰りました。 コモドドラゴンまとめ。 1、島に着くまでが異常に大変。 2、とにかくでかくて怖い。 3、ひたすら感動。 1週間以上の休みと10万円程度のお金がある方、 是非1度訪れて見てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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