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カテゴリ:トレーニング
今日は姿勢と腹筋についてご紹介しましょう
![]() 次の姿勢から腰痛や肩こりなどの不定愁訴をお持ちの方は、 鍛える方法に少し工夫が必要です ![]() ![]() 体を横から見たときに、このように腰が大きく反ってしまう方→『1番さん』としましょう。 そして ![]() このように、背中が丸まって、腰が落ちてしまう姿勢になってしまう方→『2番さん』 1番さんは、腰椎の前湾が強すぎて、骨盤が前傾しています。 腰にとっても負担がかかります ![]() 腰痛持ちの方によくある歪みパターンのひとつです。 妊娠中、または、メタボの方が、重たいお腹を支えるためにおちいりやすい姿勢ですね ![]() そして2番さん。 通常頚椎は前湾、胸椎は後湾、そして腰椎は前湾という脊柱のS字カーブが、 全く変わった形になってしまい、骨盤が大きく後傾しています。 首や肩、腰、膝、はては内臓まで機能障害が及ぶ恐れがある姿勢です。 この姿勢は、筋力の老化(または低下)による典型的な歪みパターンのひとつです。 骨盤は腰が反る前傾姿勢、腰が曲がる後傾姿勢、このどちらでもなくニュートラルなところで立位の姿勢が取れることが理想となります。 1番さんタイプの方は、肋骨から恥骨にかけて付いている『腹直筋』を強化することで、 骨盤の前傾が少しずつ改善できるようになってきます。 具体的には、《ペルビックチルズ》 ![]() このように膝を立てて仰向けになったら、息を吐きながら腰椎を床に押し付ける腹筋 (6~10秒を目安に息を吐き、床に腰椎を押し付けることを10回) そして、《トランクカール》 ![]() 膝を立てて仰向け。息を吐いて腰椎を床に押し付けながら、おへそを覗き込むようにして 上体を上げる。このときできれば肩甲骨が床から離れるところまで6~10秒かけて、 ゆっくり行う。反動をつけないように! 体の状態を見ながら、痛みのない範囲で回数を増やしましょう。 50回くらいは軽くできると、骨盤の前傾姿勢は改善しやすいでしょう。 そして2番さんにお勧めの強化筋は腿の付け根から腰椎についている『腸腰筋』 《シットアップ》 ![]() 仰向けに寝て、膝を立てた姿勢から、息を吐いて上半身を全て起こし、 息を吸いながら上半身を元の場所に戻す。 最初は少ない回数から体の状態と相談しながら、無理がなければ少しずつ回数を増やしましょう。 ただし、運動経験のない方や高齢者の方は、まず1番さんの腹直筋トレーニングから開始しましょう。 そして、運動経験のある方も、1番さんの腹筋と合わせて行います。 長くなってしまうので、今日はこの辺にしておきますが、 脊柱付近のトラブルがあって、現在トレーニングを行っている方は、 1番、または2番の姿勢になっていないか確認してから行いましょうね~ ![]() 補足したい点が沢山あるのですが、これはまた後日アップします ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.31 20:53:07
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