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カテゴリ:アート
昨日、実家に置きっぱなしの色々なものを整理していたのですが
70年代から80年代 主に私が10代だった頃に好きだったものと 久々に再会 ^^ 絵やロックの話は長くなるのでおいといて 当時、サブカルチャー?だった 「ペーパームーン」という雑誌やその関連ものなどを前に 全く断捨離作業は進みませんでした。 このペーパームーンの創刊号は持っていませんが ネットで調べるといいお値段に。^^; 存在したということが驚きですが。 二号目からの表紙はペーター佐藤さん。 故人ですが、エアブラシを使う有名なイラストレーターでした。 今、手元にあるのはたった二冊かな。 何冊かは行方不明^^; この雑誌、マイナー過ぎたのかすぐ廃刊になったんです。 短い命だったですね~(泣) それを嘆いた当時の少女たちって たくさんいたのではないかしら。 昔は当然SNSもない時代 お仲間同士がつながるなんてできなかったし 情報も乏しく そういう意味では孤独だったですね。 ゆえに 個性的な世界観がより育った人もいたと思いますが。 そして、関連モノにはこういうものもありました。 これは寺山修司氏編集の少女たちの詩集ですね。 これは、彼が書いたエッセー、他。 色々な面白いソースの発信源だったかな~。 ブラックファンタジー。 これもそうですね。 吉永小百合さんとのコラボなども記されていましたね。 当時NHKラジオで朗読されたものでした。 昨日読み返して気づきました。 10代の頃に影響を受けた人の中に 寺山修司氏もいて 当時読み漁っていたフランス文学や詩集、 英文学やルイス・キャロル、イェーツ ETC などがぐちゃぐちゃのもつれた毛糸玉のようになって 私の記憶に収まっているんです。 だから、後付したイメージもあって 寺山修司氏について語るとしたら 論理的に表現できないかもしれません。 ただ、 もう一度、映画も含めて作品に触れたなら きっと冷静な視点で語れると思うのですが ・・・そういうエネルギーと時間が ありません。。^^; さて 彼の作品はたくさんありすぎるので割愛してこれだけ。 代表作のうちの二作品の原作本。 そういえば、映画も観ましたね~。 若かったので、あまり理解できなかったけど・・・。 この頃、既に私は「変人」呼ばわりされていましたが そういう言葉に傷つくこともなく 堂々と明るく「変わっている人」を楽しんでいました。 そんな趣味を満たしてくれたのが 昼休みの図書館と放課後の美術室。^^ これもオタクというのでしょうね。 そして このムック版も捨てられないのです。 最近、新しくルドヴッヒ二世のドイツ映画が上映されていましたが このヴィスコンティ監督の作品の印象が強くて・・・。 で、これは 萩尾望都さんの懐かしい一冊 寺山氏との対談もあります。 この方は、私にとって「神」なので やはり手放すことができません。 おかげで私の書棚の奥には、たくさんの萩尾作品が 並んでます。 とにかく こういう類のものが相当数ありまして いつも捨てられないのです。 これらを軽く読み返していると 寺山氏と大物漫画家さんたちや作家、デザイナーとの 対談や寄稿の多いものばかり。 ヨーロッパなどの 旬の話題もここから仕入れていたように思います。 そして 当時のセンスやボキャブラリーや発想の豊かさは 侮れませんね。 ただ当時は、こういう世界観を受け入れる 社会のふところが狭かったというか、 まだ成熟していなかったのが残念でした。 今だと、とても普通なんですけど、多分。 だから、当時の新書館ってチャンレンジャー? ペーパームーンという雑誌が 少しだけこだわりを持った少女たちの バイブルだったとすると それは 異国文化の香りとちょっと背伸びした、 未知の世界への案内人のような そして、なんだか文芸的な雰囲気のある情報雑誌 だったから? 結局、お片づけなんてほとんどできませんでした。 「読み物」が捨てられない性分だと再認識しただけです。 そして これらの古書って意外に貴重だと いうことを知っただけ。 しかし 今も売れてるって なんだか凄いですね。 いつかは、これらを手放すことだと思いますが その時は捨てるのではなく 興味のある方に譲りたいな~。 なんだかんだと、 つまらないおしゃべりに付き合って下さって有難うございました。 語ると止まらないのでこの辺りで・・。^^; 本日もお疲れ様でした。 おやすみなさい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.19 23:16:13
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