こんばんは。
大雨をもたらした雨雲は東へ移動したようです。
こちらでは落雷で民家が全焼していました。。
最近、大気が不安定ですよね。
東、北日本の方々もお気をつけくださいね。
さて
梅雨前に衣替えやファブリックの取替など
夏仕様へと準備する季節ですね。
先日のGWはお天気に恵まれ
衣替えなどはほぼ終了しましたが
防虫剤には
カンファーやティツリーの精油を
クスノキブロックにしみこませ使用しました。
ついでに
余った精油をティッシュに浸み込ませ
掃除機にも吸い込ませています。
ファブリック類のお手入れも
市販のリネンスプレーだとコスト高になるので
3%濃度(エタノールと水で希釈)で
アロマスプレーをせっせっと作って使用^^
防菌、防虫、防カビ、防臭用には10%濃度にし
ペパーミントも加えると清涼感で気分もスッキリ。
レモンもいいですね。
消費期限切れの精油はお掃除に役立ちますので
お持ちの方はチェックしてみて下さいね。
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ここで少し和精油のお話を。
近年、和精油の生産も増え
森林豊かな地域の産業として魅力的なのですが
ちょっと割高なのが残念ですね。
こちらは
日本アロマ環境協会による
和精油生産情報
リンク先で 地元産の和精油がわかります。
ちなみに
こちら福岡県は「ヒノキ」
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ヒノキ精油は
心材(木部)と枝葉から採取する二種類があるようですが
一般的に流通しているのは心材の精油。
心材の香りのノートは
ベース(やや粘度あり)になるので
使用量に注意が必要ですが
抗菌、防臭、防カビ作用の他に
神経の鎮静や強壮作用もあるので
心身のベースを整える時に使いたいですね。
主要成分は
モノテルペン炭化水素類(α-ピネン)
セスキテルペン炭化水素類(カジネン)
モノテルペンアルコール類(α-カジノール 他)
また
エステル類を含む精油(主に花の精油)や
柑橘系の精油と香りの相性も良いので
ルームスプレーや
アロマバス(ソルトに混ぜて)で使用すると
リラックスして
自律神経を整えるのを助けてくれそう。
身体を温め呼吸器系を整えますし
静脈、リンパのうっ滞除去にも役に立ってくれるかも。
さて
ヒバ精油やオウシュウアカマツ(パイン)と
ブレンドして
ルームスプレーとして使用するのもいいですね。
部屋にいながら森林浴が味わえますので
鬱陶しい日にはおすすめ
ちなみに
ヒバ精油(青森ヒバ)にはヒノキチオールが含まれており
高い抗菌作用があることで知られています。
この成分は
青森ヒバ(ヒノキアスナロ)と台湾ヒバにしか
含まれていない成分だそうです。
日本産ですし活用したいですね。
そういえば
ヒバやヒノキの精油には
育毛効果や皮膚細胞を活性化させる作用もあり
頭皮のトニックに向いているらしいです。
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和精油はちょっとお高いので
お試しは便利。
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そうそう
アロマテラピーの認知が広がるのは嬉しいのですが
アロマ精油(エッセンシャル)と
アロマオイル(合成されたもの)を
混同して認識、または使用される例が増えているそうです。
欧米のように代替医療品としてではなく
日本では雑貨扱いで販売されていますし
専門店以外のショップでは
スタッフに精油の知識があるとは限りません。
なので
購入の際はラベルの詳細をよく確認してから
お買い求めください。
また
精油の使用方法がわからない方は
(和精油生産情報)のリンク先から
「精油の使い方」のページへ行けますので
参考にされてみて下さいね。