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裏庭のおしゃべり

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wna

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2018.08.05
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カテゴリ:映画・俳優

連日の猛暑、夏バテなどなさってませんでしょうか。

居住地域の気温は32℃ですが湿度が80%。。
内陸部の気温はもっと高いはず。
しんどいですね。。

さて

夏休み中は上映メニューが大人にはしょぼいのですが
ちょっと気になる映画があったので行ってきました。


ロシアでは上映禁止になったそうです。




いつもと違って今回は簡単に。

というのも
メタボで 頭の薄くなったおじさまたち・・

というか、おっさん、ですね。


そんなおっさんたちが
スクリーンいっぱいにあふれていて
コミカルでブラックすぎる権力闘争に駆けずり回っているわけですが

画ずらは悪すぎるし
巨体の変態おじさん出てくるし。。

​ビジュアルに耐え忍んだ私の記憶中枢は​
しっかりお仕事することができなかったのです。^^;


この顔が○○さんで・・・あの顔が△△さんで

□さんの~さんが☆☆さんで ・・と


ああ・・名前がややこしい。


史実に基づいてますが
ここで表現されているストーリーは単純。

一見、地味に見えますが
ブラックコメディ映画だと言われている通り
かなりの、とんでもないブラックなので​

その辺りの雰囲気は
ぜひ、劇場でどうぞとおすすめしたい。


Story



舞台は1953年の旧ソ連
今夜も「リスト」を片手に命令を下す独裁者スターリン。



「粛清」という恐怖政治でソ連を支配していた彼は
ある夜、自室で笑いをひくつかせたまま昏倒してしまう。


翌朝、○○まみれで発見され
ただちに駆けつけた中央委員会の側近たち。

さて、どうする。



医者を呼ぼうにも有能な医師たちは
スターリンが毒殺を恐れ粛清してしまったので

一人もいない。

とりあえず

ヤブ医者たちを拉致し診断にあたらせるが
スターリンはあっけなく死去。


喜ぶ側近たち。



ここから、後継者をめぐり
ブラックすぎる椅子取り合戦がはじまります。




暫定的なスターリンの代役には
補佐役の、ちょっと頭の鈍いマレンコフ(右)




後釜を狙い水面下で精力的に動く
NKVD(秘密警察)警察長ベリヤ(左)






第一書記のフルシチョフは
ベリヤに葬儀責任者を押し付けられ



外務大臣、貿易大臣、労働大臣、国防大臣たちの他に



勲章がめちゃくちゃ自慢の
陸軍元帥ジューコフまで政権バトルに介入してくる。





お互い嘘をつき、足を引っ張り、脅迫するも

全員が「後ろめたい過去」の共犯者なので

脅しにもならない。

そこに
スターリンを憎むピアニストのマリヤや
スターリンの息子、娘たちが絡み、

フルシチョフの大どんでん返しもあり

まさに狂想曲



さて、どうなる?







イギリス映画です。
監督は政治風刺作品がお得意な方らしいですね。

詳しくはこちらで。

下矢印

HP



上のリンク先にある予告編の他にも
冒頭の5分間動画もあります。

私にはコントのようでした。^^;


下矢印

ビデオ



スターリンの側近たちによる後継者争いなので
やり方もスターリン式

可笑しくて笑いが出るけれど
やはり、お腹の底からは笑えないですわ。

恐ろしすぎるもの。

だって
あれも、これも全て「事実」だったらしいので。

実にシニカルですね。





監督の意図ではなかったらしいのですが
この映画を観ると

いまだ現在進行形の
某大国の大統領や半島や様々な国や地域の
独裁者たちが思い浮かぶのではないでしょうか。

いびつな思考回路を持つ独裁者たちは
いつの時代も健在のようですね。

少し残念だったのは
スターリン時代やNKVD(秘密警察)のことを
少々知っていた方がより楽しめたかなと感じたことでした。





ビデオ


映画の帰りに「小腹がすいたね~」と
冷やしうどんをいただいたのですが

カボスのまあるいスライスが8枚、スープに浮いていて
とっても爽やかで目にも楽しい黄ハート
(写真は撮り忘れました^^;)

外は炎天下。
この時期の酸味の利いたうどんは美味ですね。












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Last updated  2018.08.05 23:41:57
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