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テーマ:旅行記(489)
カテゴリ:旅行
去年はかなり遅い梅雨入りでしたが 今年は平年より早く3日前に梅雨入りしました。 今日は少し肌寒いけれど そのうち、ムシムシした日々がやってきますね。 本日も旅行記の続きとなります。 ◇ 出雲そばをいただいた「八雲庵」の場所は 塩見縄手なので そこから一番近い堀川の「ふれあい広場」から 遊覧船に乗船してみました。 堀川遊覧船
なので 乗船予定の方はHPで 船頭さんたちのお話しをチェックされると良いかも。 美味しそうな地元情報もあります。
これからの季節、ビール好きさんには良いところかも。 コースです。 私たちは約50分の通常コースに乗りました。 堀川には17の橋が架かっているらしく 趣も形も色も様々でしたが
出発前、船上で少しだけ 練習させられることがあります。 それは 低い橋桁(4か所)の下を通る時の身のかがめ方。 船の屋根が下りてくるので それに合わせて前かがみになる必要があります。 で まず最初に身をかがめた橋は 「うべや橋」 低いし暗いし船もぶつかりそうな幅の狭さ。
小泉八雲の物語「小豆とぎ橋」にちなんだ 女幽霊のレリーフがこちらを見下ろしてます。 (スミマセン、写真は撮りませんでした。^^;) 普門院橋を過ぎると 宇賀橋(木製) この橋を抜けたら左に曲がって内堀へ。 次にくぐるのは北惣門橋 江戸時代の橋をそのまま再現したらしい。 出典 japan travel この辺りは塩見縄手というところで 松江歴史資料館や 武家屋敷などがそばにあります。 しばらくすると 内堀突き当りの大手町乗船場が見えてきます。 そこからUターンし お堀の石垣と美しい新緑を眺めながら進みます。 この近くのどこかの石垣の 下から2番目の石に 五芒星を見ることができるらしい。 残念ながら、 私には確認できませんでしたが 安倍晴明時代からの 安全祈願のおまじないのようです。 なんでも、 お堀の石垣は築城当時から 一度も改修工事をしたことがないのだとか。 凄いです。 お堀の写真が少なくて かなり、わかりづらかったですよね。
「堀に落としたら大変ですよ」 (いくつかのポイントではOK) 屋根は低くて視界も遮られ、 船内も座ったまま移動禁止なので
(次があるのか疑問ですが) この堀川めぐり、退屈かもと思っていましたが、 50分はあっという間でした。 サギ、鴨、亀の他に 運が良ければ、 あの美しいカワセミを見ることができるとか。 春夏秋冬、四季折々の風景を楽しめそう 雪をかぶった松江城を見ながら 船の炬燵に入ってのお堀廻りも良さそうですよね。 ◇ 下船後、次に向かったのは上の写真の 松江歴史資料館 資料館のロビーは、靴を脱いで上がります。 ここに来たのは 資料館にある「きはる」で お抹茶と和菓子をいただきたかったから。 入館は有料ですが こちらもフリーパスが使えてラッキーでした。 出典 松江資料館HP 日本庭園の見えるお座敷でティータイム。 松江城の天守閣を眺めながら云々・・とは聞いていましたが 確かにね、見えますけど その見え方が可愛らしいというか、面白くて 笑ってしまった^^; オーダーしたお抹茶セットです。 紫陽花を模したお菓子が涼しげで美しい 小さな落雁もついてきました。 後で気が付いたのですが このお菓子を作っていらっしゃるのは 松江和菓子研究家の伊丹二夫氏で 現代の名工と称される方でした。 黄綬褒章受章 厚生労働大臣賞「現代の名工」受賞 フードマスター 農林水産大臣賞受賞 とのこと。 松江で有名な彩雲堂ご出身なんですね。 美味しいお菓子がいただけてラッキーでした ご参考まで ◇ すると カラコロ広場に出てきたので そうそう 近くに カラコロ工房があったはず、 確か、工芸品があったり 和菓子作り体験もできたのでは? と期待したのですが まさかの 大規模改修工事中 少し早いけれど 宍道湖の夕陽を見に行くことにしました。 カラコロ工房前のバス停から レイクライン(写真のレトロなバス)に乗って 島根県立美術館へ 出典 島根観光情報サイト いや~ もう、素敵です。 まるで、宍道湖と融合したかのように すんなりと自然環境と調和したデザインですよね~ 思わずため息ものの美術館でした。 気になったのでチェックしてみると 設計したのは福岡県出身の菊竹清訓氏。 1950年代に あの石橋美術館(福岡県久留米市)を 設計された方だったのですね。 建築について こちらも常設展にはフリーパスで入れましたが 私たちはお庭を散歩することに。 左手に嫁が島が見えます。 夕陽鑑賞コースの遊覧船が出港していったので(右) 夕陽が見れるのかどうか微妙でしたが 期待して待ちました。 お庭のウサギたちにもほっこり。 いつのまにか 遊覧船は島陰に消えていってしまいましたが、 良いスポットがあるのかな。 さて まもなく日没の19時04分を迎えます。 夕陽はどうでしょう。 なぜにそこだけ雲があるの! と言いたかったけれど ピンク色に染まって まあ、これも幻想的で良いかも。 その昔、 宍道湖近くのホテルに泊まった時、 空が鮮やかな茜色に染まり かなり衝撃的な美しさだったのを覚えています。 確か、季節は秋だったと思いますが、 あの鮮明な記憶に残る風景を もう一度堪能してみたいものです。
ここは、フリーで入れますので 隣接のカフェもありますし ご近所だったら常連になってしまいそう。 島根県立美術館 日没時間によって 作品鑑賞時間や閉館時間が変わるのも、 ここならではですね。 次回、機会がありましたら もっと、じっくり見学させてくださいね~。 ◇ 日没後、 バスで松江駅に戻り、閉店時間を少し過ぎていましたが 買い物をササーっと済ませ夕食へ。 すぐ近くに人気店があったので 行ってみました。 てまひま 根っこや 松江駅から徒歩1分くらい。 多分、こんなにふっくら艶々して 甘くて柔らかい シジミを食したのは初めてかも。 写真では全く伝わらないと思いますが 酒蒸しのスープ、3杯分あって絶品でしたわ。 島根の黒毛和牛のローストビーフも のどぐろのお煮つけも 美味しくいただきました。 他にも 前菜や肉厚のお造り、ご飯セットなどをいただき おなか一杯に。 「すずきの奉書焼」が地元のおすすめでしたが、 今は「のどぐろ」なんですね。 お土産も のどぐろの加工品が圧倒的に多かったのが印象的でした。 ◇ 2泊3日で足りるだろうと思っていた島根旅行でしたが かなり見識が甘かったですわ。 友人とのおしゃべりが目的でもありましたが 魅力的な場所を発見してしまうと欲が出ますもの~。 さて 次は最終日の旅日記です。 よかったら、また寄ってくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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