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裏庭のおしゃべり

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2023.08.25
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カテゴリ:映画・俳優


この2~3日で酷暑が少しだけ緩んできたような気配ですが
まだまだ暑さは続きそうです。


体力保持して、もう少し耐えねば。。ですよね。



さて

こちらでは、現在、夕方の中国ドラマ枠で
「陳情令」を放送中。


その前は「山河令」でした。


私が視聴できる時間帯ではないのですが
どちらも、わりと最近の中国ドラマで


しかも


大人気ブロマンス青ハートとして有名


​まさか地上波放送されるとは思ってなかったので
ちょっとビックリ。​



私は配信で何度も視聴していたので
TVの中韓ドラマにはまっている母も楽しめるかも?

と思っていたのですが


母は世界観やストーリーを理解できず
全く面白くないとのこと。^^;


ただ「綺麗な男の人が出ている」という印象のみ(笑)



確かにね


登場人物は男ばかりだし

「武侠」や「仙侠」ものに加えて
中国独特のファンタジー表現は受け入れ難いかも。


やはり

高齢母には華やかで美しい、でもドロドロな
宮廷ドラマの方がうけそうですね。




さて


超久々に少し映画のおしゃべりをしたいと思います。



マイナー寄りですし、
最初の2作品はネタバレしておりますが

よろしければお付き合いくださいませ。







​「Bones and All」​







少し前に配信で鑑賞しました。

監督は「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノで
シャラメくんとは再タッグ。

また
シャラメ君の初プロデュース作品です。


なので、
駄作ではないよねと期待感はあったのですが、


グロっぽいよね~
劇場鑑賞を迷っているうちに見逃してしまった映画でした。



これね下向き矢印








​​​HP





ビデオ




<Story>







学校以外の外出は
父親に禁止されているマレン、

ある日

女子だけの「お泊り会」に誘われ​
父親の目を盗んで参加するが


本能的に友人の指を嚙みちぎってしまい
その日のうちに父娘は町から逃亡する。


逃亡先では
父親から「出生証明書」とカセットテープを渡され

「もうこれ以上無理だ、助けることはできない」
と置き去りにされてしまう。



出生証明書によると
マレンはミネソタで生まれたらしい。


そこへ行けば
まだ見ぬ母に会えるかもしれない、


「お前は人喰いだ」と
テープに残された父親の告白を聞きながら

マレンはミネソタを目指し旅を始める。








​「お嬢ちゃん」​



「同族だね、匂いでわかったよ」







ミネソタへの道中、

コロンバスで声をかけてきたのは
サリーと名乗る老人だった。


サリーは
死期の近い人間の「匂い」も嗅ぎ分けられるらしい。


その夜は誘われるままに
ある老婦人の屋敷で過ごすが​

マレンは生理的嫌悪感から
翌朝のバスに飛び乗りサリーから逃れる。









次に降り立ったのはインディアナ州


ここで、マレンはリーと出会う。


彼も、また同族だった。








「わたしを助けて、迷惑はかけないから」

ここから二人は
リーの車でミネソタまで行くことに。



途中、ケンタッキーでリーの妹に会い
森の中では怪しげな同族とも遭遇し


アイオワでは事件を起こし混乱しつつも
ミネソタに到着


母親には、ようやく会えたが
その面会はマレンにショックを与えただけだった。



その後、

仲たがいからリーと別れたマレンの前に、
突如サリーが現れる。









「ずっと、つけてきたの?」



「サリーといると楽しいよ、一緒に行こう」


もはや、ストーカー化したサリーだが
マレンに断られると、ブチ切れて去って行く。


その後
マレンは改めてリーに会いに行き
二人の傷ついた魂は優しく寄り添合う。








心に大きな傷を負い癒されないままだったリーは、

苦悩や孤独感、制御できない葛藤を告白し
マレンと痛みを共有することで

彼女によって苦しみから解放されていく。


そして


彼らなりの新しい生き方を模索し始めるのだが。。







そこに、再びサリーが現れた。







なんと

クライマックスはラスト!!
でしたね。





ここで伏線も回収されます。




で、あれが賛否両論なのでしょうか?


映画作品としては十分ありなのだと思いましたが。。









自分が何者かわからないまま
この世で生きることが許されない存在。


どうやって
与えられた生を全うすればいいの?


とマレンは苦悩しますが


生き抜くためには
「自分らしさ」を抹殺しなければならず


そうやって
日々は過ごせても決して幸福にはなれない。



彼らは「人喰い」人種ですが、
「存在を全否定されたマイノリティ」と置き換えてみると

現実的で解りやすいですね。





私はずっと漫画「ポーの一族」(萩尾望都氏)と
似ているな~と感じながら観ていたのです。
主人公エドガーの苦悩、無力感や葛藤がダブるんです。

(「ポーの一族」をご存じない方はスルーしてね。)



「ポーの一族」も怪しげな同族が存在するし

普通の人間に成りすまして
気の遠くなるような時を
​ひとりで生き続けねばならない。


心許す相手や理解者も失い
己のアイディンティティと孤独に苦しむ。。










​でも、ご安心を。​




​この映画の要は ​​​純愛​​
ラブストーリー​ 



それも​​
ある意味、耽美的で究極の純愛​です。​





フル・ボーンズ


骨まで愛してという類でした。


一種の同化ですね。​


想像を極めると
エロティックなものも内包しているのかも。










そして


それは、マレンの目覚めとも言えそうです。










​そうそう

気になっていたグロですが

わりと配慮されていましたし、画が良いためか
さほど気になりませんでした。



フィクションゆえに許される表現でもあるし
それなしでは成立しない作品なので​


ぜひ、グロ嫌悪のフィルターを外して
観ていただけたらいいなと。スマイル










「Red White  & Royal Blue」



アマゾンオリジナル映画と言えば
期待値は低いのですが

お気楽なのでつい、観てしまいました。



日本語予告編はないようなので
ご参考まで下向き矢印









メキシコ移民の夫を持つ白人女性アメリカ大統領、



黒人女性のイギリス首相、



黒人アメリカ副大統領の孫娘、



LGBT




うん、うん、言いたいことはわかる。

薄っぺらだけど。^^;



しかし

そんなとってつけたペラペラ背景なんてどーでもいいの


というか


ほとんどの視聴者は
アレックスとヘンリーしか観ていなかったような気がする。



イギリス王室のヘンリー王子と
アメリカ大統領の息子、アレックスとの

ロマンスなんですが


「ヘンリー王子はイギリス国民のものだ」と

ヘンリーは自分らしく生きられない立場に
ウジウジと悩むのですが


結局、この二人のカミングアウトは
絶大に支持されるんですね。


これほど強力に世界的な影響力を及ぼすカップルは
他にないでしょー。




お気楽なコメディ映画です。


貴重な時間を割いてまで観るものではありませんが


脳ミソが疲れ気味の時には
この手のものって私にはお役立ちでした。



そうそう

アメリカ大統領役にユマ・サーマン



思わず「キル・ビル」を思い出してしまいました。^^;











以下の2本は

今年の初めに観ていた映画でして

印象的な映画にもかかわらず
​​レビューを書き損ねてしまっていたので

ピックしました。


時間がある時に、
もう一度観てみようかなと思っているところです。




「ソウルメイト」









私がよけいなことを言うと
ネタバレしそうなので、沈黙しておきますね。








「少年の君」







「山河令」のグーシャン役だった周也(ジョウ・イエ) が
美少女のいじめっ子に扮してますね。


その後の「山河令」出演で知名度が上がったと思うと
良かったね~と思えるのでした^^










クローネンバーグ監督の「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」、

鑑賞を迷っています。


カンヌ映画祭で退席者続出だと言われていましたが、
真実でしょうか。


あの監督も昔から病んでるよね~と
思っているのですが


大物俳優さんたちがご出演なんですよね。


作品を選べる彼らがなぜに?と
そこが気になっているところです。








では、また
良い週末をお過ごしくださいね。





​​​​​​​





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Last updated  2023.08.25 21:56:58
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