|
テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶
本日のお茶は、頂きものの岩茶房さんの鳳凰水仙。
#rubinaさん、美味しいお茶をありがとうございましたm(_ _)m 実は、頂いた時に、パッケージを見て、しばらく悩みました。 ・・・はて? 岩茶房さんで、鳳凰水仙? 鳳凰水仙は、確か広東省の鳳凰山(鳳凰単叢の産地)のお茶だったはず。 でも、岩茶房さんだから、やっぱり岩茶? 水仙は岩茶にあるのは知っています。飲んだこともあります。 しかし、鳳凰がついてしまうと??? 謎 のお茶になってしまいます。。。 どちらのお茶なんだろ・・・ 水仙というお茶(品種)は、広東省にもあり、福建省(岩茶)にもあり、台湾にもありなので、正直、混乱気味の私。 ・・・ということで、しばらく眠っていただいていました(苦笑)が、もう11月です(^^ゞ 冬に向けて岩茶は飲まねば ということで、開封してみました(^o^)/ 開けてみたら、やっぱり岩茶の茶葉の様子でした(^^♪ #いや、「武夷岩茶」って、パッケージにしっかり書いてあるので当たり前なのですが。 茶葉そのものの香りを聞いてみます。 岩茶だから・・・ あれ? そこはかとなくフルーティーな気が。。。 これって、やっぱり単叢? いや、そんなはずは・・・ ・・・よく分からないので、淹れてみます。 高い位置からお湯を注いで~ ・・・あれれれ???? この香りのたち方・・・ 蓋碗の裏に残った香りは、単叢っぽい。果物系の香り。 やっぱり単叢?? いや、でも、何か違う。岩茶っぽい香りもする・・・ わからない・・・(-_-;) 飲んでみます。 ありゃ? 香りは単叢だけど、味わいは岩茶のような気が。。。 なんだか体が暖まる感覚。これって、岩茶だよな・・・ でも、この香りは単叢・・・ むむむむ・・・ あなたはどちらの方ですか??? いや、スゴク美味しいんです、このお茶。 香りがあるのに、岩茶独特の力が、みなぎっているような味わいで。 単叢の香りと、岩茶のパワーの両方を同時に味わえちゃう、 これは、初めての感覚です。 しかし、なんだか正体不明でスッキリしない。 困った時のWeb2.0! グーグルしてみましょう。 色々ヒットしますが、ほとんどは鳳凰単叢についての記述。 その中でも、神戸岩茶荘さんのページに書いてあるのが、多分答えじゃないかしらと思う。 どうやら、このお茶、鳳凰山の鳳凰水仙を武夷山に移植したものらしい。。。 (鳳凰単叢の主要品種である)鳳凰水仙の品種特性である香りはそのままに、製法が岩茶なので、岩茶の味になっているようだ。 やはり、ワインのように、お茶にもテロワールというものがあるのかもしれない。同じ品種を移植しても、その土地の味になるという傾向。 お茶の世界というより、農作物の世界は深い・・・ しかし、あの個性溢れる鳳凰水仙を自分のものに取り込んでしまう、懐の広さを持った武夷山。 やっぱり、ここには行ってみなきゃいけないかも♪ 武夷山が呼んでいる~(^^♪ 今日のお茶:明前西湖龍井(杭州)、鳳凰水仙(岩茶房) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お茶] カテゴリの最新記事
|