K女子高の怪
<高校>あさってから、女子高の時からの仲良しのお友達6人でワイハ行きます。やんややんや。卒業旅行が一応の名目ですが2名留年してるため感動のフィナーレにはおそらくならないでしょう。正直この夏一番楽しみにしていた旅行です。(沖縄とツートップで)常に無邪気に毒を吐きまくるメス6匹の4泊6日ワイハの旅。楽しんで来ます。 さて、今日のテーマは私の出身高校。とりあえずあの学校はね、変。 某私立大学付属女子高校なんですが、かなり変わってたよー。とにかく変な課題がいっぱいあった。まず1年の時は、般若心経の全暗記のテスト。(「はんにゃしんぎょう」要はお経。はんにゃーはーらーってヤツね)しかも漢字で書かせる筆記試験。全部言うのに早口で2分くらいかかるかなぁ。私は歌に乗せて覚えたね、T,M,レボリューションの曲とか3曲くらい使って。なんだったんだろう、あの暗記。 それにちゃんと成績に関係あるの。しかもその教科は古文とかじゃなく世界史。そこがまた意味がわからん。毎年の伝統らしいよ。そして2年になると今度は小説を書かせる。原稿用紙80枚。それも絶対手書き(しかもボールペンのみ、シャープペン不可)。きっついでー、コレ。女子高生に小説書かせてどうしようってゆーんだろ。一応夏から専用の原稿用紙を渡されて1月が締め切りなんだけどほんと辛かった。どこかの小説をパクればいいやって思ってたんだけど、そーゆーズルは先生達にバレるらしいよって噂も飛び交っててねぇ。3学期の開始の1月8日の朝8時10分が提出期限。私は1月1日から手をつけ始めて、70枚の下書きが終わったのが8日の午前1時。あと10枚分考えてたら清書の時間がなくなるからとりあえず清書を始めたけど、腱鞘炎になりかけた。手が痛いのなんのって。なすびの気持ちわかった。どんなに速く書いても1枚につき最低6分かかる。ちょっと休憩したら朝8時に間に合わないから、不眠不休でやっとこ書いて明け方どうにか70枚まで書き終わった。この時点で疲れて半泣き。 さてあと10枚はいきなりボールペンで原稿用紙に思いつきで書いていくしかなかった。主人公を意味もなく転ばせてみたり、唐突に電話がかかってきたりもうメチャクチャ。登場人物の名前は全部稲中の登場人物で統一したり(主人公、岩崎京子)ほんとめちゃくちゃな小説だったなぁ、、。 評価はまあ人並みでした。才能ないわ(笑) みんなとにかく80枚埋めるのに必死で、先生が「最後の方はよく死にます」って言ってたな。3年になると卒業旅行レポート。原稿用紙30枚(また手書き)。これは資料貼り付けたりして良かったし、何より内容はコピペしまくったからラクだったけど何でそんなもん書かすんだよ。その他にも長恨歌とか百人一首の暗記とかいっぱいあったな。付属だから受験もないし、そーやって変な時間と体力を使わせて非行に走るのを防いでたんだろうか。あと一番謎なのが旅行系。兄弟校全部行くんだけど1年は福島で野外活動。馬乗らせたりグランドホッケーやらせたり。でもこれはまあわかるかな。うちの修学旅行は2,3年の2回ある。どっちが修学旅行なんだか。それにしても行き先のチョイスがほんとおかしかった。2年の行き先は鳥取・島根。何で中国地方、、!?それもマイナー2県。覚えているのは人が全然いなかったことだけ。さすが過疎地。何か先生がチラっと言ってたけど、この行き先の理由は「ここで行かなければ2度といかないから」だって。、、確かに絶対行かないぜー。あんまりにも何も見るとこないから自由時間はカラオケ行ったよ、、。鳥取は砂丘で楽しませてもらったけどね。あ、でもただの広い砂浜。ちょっと起伏のある砂浜。ラクダいたけど。3年こそいいとこ連れて行ってくれんのかと思えば、3年は京都奈良。、、、うそーーーーーーん、、、。きょうび公立だって飛行機乗ってるよ。本州すら離れてくれないなんて、、、。無駄に長くて6泊7日。ま、それなりに楽しかったけどさ。華やかな学校と思われがちなうちの高校ですが、実際学校のやってくれることは地味ですよ。ほのぼのしてて良かったっちゃ良かったけどね。課題が変なのは教師達の自己満足なのではないか、と当時は思ってたけど、結局思い出作りの一環ってことなのかもしれん。本当は教養ってことなんだろうけどさ。行事とかがまた結構変わってるんだけど、今日はこの辺で。次回はK女子高校の怪第2弾~日常生活編~をお送りします。