337303 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

前半

沖縄 ~歌とサンゴと基地の島~


 沖縄はむちゃくちゃいいところです。沖縄の海は青いって言いますが、ただの青じゃないです。砂が真っ白で、空が真っ青、その色の関係だと思うんですが、浅瀬の所はエメラルドグリーンなんです。ちょうどバスクリンを入れたお風呂のような色。それが、ちょっと沖に行くと紺色になって、ずーっと沖の、水平線辺りまで行くと深い藍色になります。

 自然が豊かで、島全体がゆったりとした、すごくいいところです。実際に行っていただくと感じる魅力がたくさんありますので、行ったことのない人は是非、行ってみてください。

 そんな沖縄の、表には見えないけれど、私のようにそこに住んでいた人間でもほじくらないと見えてこなかった、言ってみれば「本当の沖縄の姿」を、今日は共有させていただきたいと思います。


 ~三線の演奏と歌~


 1995年9月4日に起きた事件を知っていますか。

 名護の小学生が、ノートを買いに行きました。買い物をした後、家に向かって歩いていたら、1台の車が横に止まり、その女の子は車に引きずり込まれてしまいました。車は山に行き、乗っていたアメリカ軍の兵隊3人(全員18歳)に、強姦されました・・・。

 皆さん、想像してみてください。昨日の夕方、この近くの小学生が、兵隊さんの乗っている車に引きずり込まれて、六甲山でレイプされたという事件が起きたとしましょう。どう思いますか? 被害にあった子があなたの知っている子だったら、あるいはあなたの家族や親戚だったら・・・。


 よくこういう質問をされます。
「基地と一緒に暮らすって、どんな感じですか?」
と。それにはいっぱい答えを持っていたんですが、今言った、小学生が襲われたニュースを聞いて、基地とともに暮らすとはどういうことか、答えを見つけたような気がします。

 小学生が、体の大きなアメリカ兵3人に代わる代わるレイプされるというのは、とんでもない事件だし、今、会場からも、
「かわいそう」
という声も聞こえたけれど、素直な感覚ですよね。何とも言えない、気持ちの悪い、怒りにも似た、変な感情が湧いてくると思うんです。

 ところがね、そのニュースを聞いて、僕が最初に持った感想は、
「ああ、またか」
それだけでした。そんな悲惨な事件が起こったのに、ああまたかとしか思えない、ここまで麻痺してしまっている感覚・・・、これが基地と一緒に暮らすことだと思いました。



 沖縄の面積は日本全体の20%、日本にある米軍基地の75%が沖縄にあります。なんで沖縄に、アメリカという別の国の軍隊の基地が、こんなにたくさんあるのか。歴史をひもといていけば分かります。

 『日米安全保障条約』っていう言葉を聞いたことがありますか。とっても簡単に言うと、「日本とアメリカがお互いに協力し合って、お互いの平和を守りましょう」という、とっても大事な条約です。更には経済やアジア全域の安全保障なども絡んでくる、とっても重要な条約だと思うんです。

 以前、防衛庁に勤めている友達と、2時間くらい安保条約は大事か大事でないか、話しました。そいつは得意分野なもんだから、待ってましたという感じで、
「この複雑に絡み合う国際情勢のもと、安保条約の果たす役割はいかに重要か・・・」
と話し始めたんですよ。それを聞いていたら、いろんな役に立っているし、ほんとに大事だと思わされます。

 でも、沖縄で僕が経験してきたことや、今も僕の家族が沖縄で経験していることー安保条約があるから、日本の中に、アメリカという別の国の軍隊の基地があって、基地があるから、どうも不思議な経験をすることが沖縄ではいっぱいありますから、ほんとに安保って大事なのかな、いやちょっとあっては困るよ、いや安保は大事だよ、いやあっては困るよ・・・と、自分のなかに2つの考えがありました。

 今では、安保はあっては困るという立場に立っています。今、自衛隊がイラクに派遣されようとしていて、あれも安保条約の強化につながると思います。日本全体が安保条約は大事だという雰囲気を持つ中で、どうして安保は困るとはっきり言えるのか。それはすべて私の経験から来ます。


 以前、ある小学校で、
「この中で、戦争好きな人いますか」
と聞きました。そしたら、一番前の1年生集団が一斉に手を上げました。中には「戦争」という単語の意味さえ、知らない子もいたでしょう。だけど楽しそうだから、僕も私も、という感じです。

 まさかそんなに皆、手を挙げると思っていなかったもんだから、なんじゃこれはと思っていたら、一番前にいた男の子が立ち上がって、
「ハイハイハイ」
と目をきらきらさせながら、カーレンジャーというテレビ番組の話をしてくれました。
「お兄ちゃん、格好いいから見て」
「よっしゃ分かった」
と指切りして、帰った後、カーレンジャーを見ました。
 話の内容は、お決まりのものです。水戸黄門の超未来版の話ですね。時々見ると良いかもしれませんね。すかっとしますから。

 でもその番組を見た時、一ヶ所だけ気になるシーンがありました。それは、悪者が最終的に死ぬシーンです。倒れた後、爆発する。花火みたいに火花が散った後、火花がなくなったら、そこがきれいになっている。そのシーンが気になりました。

 というのは、思い出してみてください。
「戦争好きな人」
と質問した時、その男の子はカーレンジャーの話をしてくれたわけでしょ。
 まさかそんなことはないでしょうが、その子が“戦争=カーレンジャー”というイメージしか持たずに大きくなって、おじさんになって、まかり間違って国会議員になって、総理大臣にでもなったりしたら、どうするんだろう。

 日本の近くで戦争が起きました。日本もこの戦争に加わるか、止めとこうかと悩む瞬間が、総理大臣だからあるかもしれない。その時にね、“戦争=カーレンジャー”というイメージしか持たない総理大臣だったら、悩む程度は大したことないと思うんですよ。


 ちょっときつい話をしますね。僕が高校生の頃、あるツーリングクラブに入っていました。ツーリングクラブというのは、バイクや車が好きで、皆集まって、週末、夜になるとヘルメットなどかぶらず、ブイブイ走り回る、仲良しグループのことです。

 ある日、僕の前を走っていた車の連中が、赤信号の交差点に、少しもブレーキを踏まずに入ってしまったんです。ちょうどその時、横から20トンくらいのでっかいトラックが来ていて、バーンとやられてね・・・。

 こっちも気が動転して、急いでバイクを降りて、見に行ったんです。もうぐっちゃぐちゃでした。その車の中をのぞき込み、最初に見た物って、何だったと思いますか?

 3人乗っていたんですが、運転手がいないんですよ。あれ、どこかに放り出されたのかな? と思ってよく見たら、腰から上がないんですね。分かりやすく言うと、二本の足が運転席に腰掛けていて、その上にぐっちゃぐちゃのものが乗っているという状態です。

 助手席に乗っていた奴は、窓を開けて身を乗り出し、窓に座る“箱乗り”をしていたものだから、どんと当たった瞬間、外へ吹き飛ばされ、トラックにひかれました。だから腹の部分がつぶれているんです。口から内臓が飛び出していました。

 後ろの席に座っていた奴は、もうわずかなすき間なんだけれども、窓から手を出して
「痛いよ、痛いよ」
と言っていました。そいつの手を握ったら、ものすごい力で握りかえしてきました。そいつ結局、その後病院に運ばれて、数日後に死にました・・・。

 信号は守らないといけませんね。みなさんは、そんな形で絶対に死なないでね。本当に悲惨ですよ・・・。


 その車の中とか、現場の様子って想像できますか? まず何色でしょう? 真っ赤ですよね。それだけの人数の血液が飛び散っていますから。人間ってこんなに血液があるのかって、信じられない量ですよ。真っ赤かです。

 その現場の臭い、想像できますか? 強烈な臭さです。内臓が飛び出し、目ん玉も飛び出し、お腹もつぶされているわけだから、お腹の中に溜まっていたおしっこやうんちも飛び散っているわけです。強烈な臭いですよね。


 でもね、今話したのは一つの交通事故の現場です。戦争は、それと同じ状況か、いやそれよりもっと悲惨な状況が、町中にあるということでしょ。

 今、皆さんに想像してもらったその光景は、とっても大事だと思うんです。「戦争」と聞いただけで、今想像してもらった光景がバンと思い浮かぶようでないと、戦争に対する認識が甘すぎると思うんです。

 私たちは戦争を経験していないので、本当の戦争はどうなのか、100%は理解できません。だからこそ、映画や映像、写真、文章、いろんな話を聞く・・・、どんな形でもいいから、戦争に関する情報を仕入れて、自分の想像力をフルに働かせて、戦争のことを正しく理解する努力をすることが、まず必要だと思います。


 「戦争好きな人」
って聞くとね、大人は誰も手を挙げません。
「戦争嫌いな人」
って聞くと、ほとんどの方が手を挙げますが、戦争嫌いだと言っている人の頭の中にある戦争って、どんなものなのでしょうね。たいてい色がない、臭いもない。その程度の戦争の認識しかない人が、
「戦争あかん」
となんぼ言っても、説得力がないのです。戦争好きな人と聞いた時、カーレンジャーの話をしてくれた男の子とたいして変わらないですね。


 以前、ある高校で話をした時、同じ質問をしてみました。
「この中で戦争好きな人?」
そうしたら一番後ろに座っていたお兄ちゃんが、手を挙げたんですね。
「何で戦争好きなの?」
と聞いたら、1年生だから、15歳か16歳ですけど、立ち上がって、
「人生に何か刺激がないんですよ。戦争に刺激を求めているような気がする」
と言うんです。

 講演が終わった後に、その子と話をする時間がありました。そこが2階か3階の、高いところにある教室だったんですが、窓の外の道に偶然、黒いベンツが停まっていました。

 ただの黒ではなくて、窓も全部真っ黒。ライトや窓の縁の、銀色のメッキの部分が全部金色、ベンツのマークも金色になっていて、見るからに嫌らしい、なんじゃこれっていうベンツが停まったんです。
 うわーと思っていたら、ドアが開いて、中からいかにも、私は危ないですよという親父が出て来て、誰か待っている感じなんですね。

 それを見て、戦争好きと言って手を挙げた生徒に、
「お前、お前。走って行って、あのベンツ蹴ってこい、蹴ってこい」
と言ったんですね。そしたら彼、何と言ったと思いますか?

「何を言うんですか。そんな恐ろしいこと、怖くて出来るわけないでしょう」
と言ったんです。

 彼は分かっているんですよ。今走って行って、あのベンツを蹴っ飛ばしたら、その直後にどんな恐ろしいことが待っているか、十分に想像できる。だから蹴飛ばせない。

 ではなんで、戦争好きって手を挙げられるのか。戦争に対する想像力がまだ欠けていると思うんです。だって戦争の恐ろしさって、ベンツ蹴飛ばした後にやって来る恐ろしさとは比べものにならないでしょう。なんでベンツを蹴飛ばせないのに、戦争好きだと言えるの。戦争に対する認識がまだ甘いんだろうなと思ったんですね。


 沖縄は、戦争は嫌だという雰囲気を持っている島です。理由は簡単。ものすごく激しい戦争を経験したからです。どんな激しい戦争だったかと言うと、いろんな特徴があるんですが、例えば、集団自決って聞いたことありますか? 集団での自殺です。

 当時の日本では、
「戦争の時に、敵に捕まって捕虜になるのは日本人として最も恥ずかしいことだから、捕まる前に自ら死ね」
という教育をされていて、それを守った人たちが大勢いました。

 沖縄で戦争があると決まってから、日本中から日本軍の兵隊さんがいっぱい来たんですが、敵のアメリカ軍が上陸する前に、その日本軍の兵隊さんたちが沖縄の人たちに
「敵に捕まったら、鎖で足をつながれて、戦車で引き裂かれる」
とか、
「妊娠しているお母さんは、ナイフでお腹を引き裂かれて、子供を引っぱり出される」
とか、いろんな話をしました。

 日本兵の皆さんが、沖縄の人たちに話した内容は、日本軍が中国でやってきたことだから、ものすごく生々しい。それを聞いた沖縄の人たちは、怖くて怖くてしょうがないし、捕まるわけにはいかない。さっき言った当時の日本の教育と重なって、米軍が上陸して来た時、いろんな所で集団自決が始まりました。

 集団自決と一言で言うとあっさりしていますが、すごい現場ですよ。
 例えば、お母さんが、息子や娘が敵に捕まったらどんな目に遭うか分からない。だったら今のうちに、この子を殺しといてあげましょうという訳です。子どもにしてみれば、意味が分からないじゃないですか。さっきまで優しかったお母さんが、急に鎌を持って追いかけてくる。
「お母さん怖いよ、何するの」
と叫んでいる子どもを殺す・・・。そういう現場が島中で繰り広げられました。

 僕の小学校の時の先生は、お母さんと妹を殺しています。その時の話はほとんどしませんが、すごく辛そうでね・・・。

 もしその時の沖縄に、皆さんがいたら、皆さんは誰を殺しますか。皆さんにとって今一番大事な存在が、皆さんを殺す相手です。彼氏、彼女、家族・・・。今、思い浮かぶ一番大事な人が、自分の殺す相手、あるいはその人が自分を殺すという関係。それで大勢の人が、沖縄で亡くなりました。


 日本で唯一、住民を巻き込んだ地上戦が行われました。本当に激しい戦争だったそうです。

 沖縄での戦争をテーマにした映画がいくつかあります。『ひめゆりの塔』という有名な映画は、戦争中、女子高生がどんな経験をしたか、本当の話を映画にしたものです。でっかいレンタルビデオ屋さんに行ったら置いてあると思いますから、もし機会があったら、見てもらうといいと思います。

 よくこんな戦争の悲惨さを、うまく描写したなと感心するぐらい、ものすごい内容なんですよ。ずっと助け合った友達が目の前で死んでしまう。涙なしには見られない話です。

 なんだけれども、『ひめゆりの塔』が封切りになった時、沖縄に電話をかけて聞いてみたんですよ。沖縄での評判はどうですかと。すると沖縄のおばあちゃんが
「いやいや、あの映画は嘘だよ。あの映画を見ただけで、戦争を分かったつもりになったらだめよ」
と言ったんです。

「ものすごく悲惨な状態を描写しているけれど、あれ、あかんのですか」と聞いたら、
「だめよ。本当の戦場では、仲の良かった友達が、目の前で頭、吹き飛ばされて死んだ時、涙なんか出なかった。自分が生き残るために、その倒れている友達の死体を踏んづけて逃げた。それぐらい人間性を失うのが戦争だよ」
って言うんですね。

 あの映画は本当に苦労して、苦しい思いをして、どうしようもない経験をしつくす。悲劇のヒロインになるゆとりが、まだ残されているけど、
「本当の戦場には、悲劇のヒロインなんかどこにも存在しない。すべての人間が変えられる。すべての人間が鬼になる。それが戦争だよ」
と、おばあちゃんがおっしゃいました。

 あれだけよく出来た映画に対して、それだけ強烈な批判がされるというのは、ものすごい経験をしてきた島なんだろうなと、改めて思いました。


 あるおばあちゃんは
「この50年間はね……」
と、地面をドーンドーンと踏み鳴らしました。彼女はこの50年を表現する言葉を持たなかったのです。

 本当に悲惨なことは、後世に語り継がれないと言われます。言葉にするためには思い出さなければなりません。それがあまりにも辛いので、語り継がれるのは本当に悲惨なことより、ちょっと悲惨じゃないことなのです。


 こんな経験に基づいて、
「戦争は嫌だ」
と言っている島に、これだけ大きな米軍の基地があります。基地があることで、いろんなことが起こります。米軍の基地と一言で言うとあっさりしていますが、中身を見るとやっぱりすごいんです。

 もし二十歳を超えていて、沖縄に行く予定のある人には是非行ってもらいたいお店がいくつかあります。アメリカ兵が夜な夜な集まってくるバーへ行くと、本当に面白い。異文化交流は出来るし、安いし、なんか楽しいですよ。

 そういうところに通っていると強烈に痛感するのは、米兵一人ひとりは皆、本当に良い奴なんです。それが集団になると、変になる。


「普段、基地の中で、どういう訓練をやっているの?」
と聞いてみたんです。するといろいろ教えてくれました。

 拳銃で、動いている標的を狙ってパンパンパンと撃つ。これは普通にやりますね。機関銃やショットガン、バズーガも練習します。手榴弾でいかに効率よく相手を破壊するかという練習もすると言っていました。

 武器も何もないけど、ボールペンならある。このボールペンでどうやって人を殺すかという練習もすると言っていました。
「どうやるの?」
と聞いたら、
「これを教えたら、お前がやるから教えない」
と言って教えてくれなかったのですが。

 更にはボールペンも何もない、この体だけで、どうやって人を殺すかも練習すると言っていました。いくつか方法があるんですが、
「ちょっと首、貸して」
と言われて、首を出したら、そいつがね、僕の首に腕を回して、
「俺の腕のこの部分を、お前の首のこの部分に、この角度で当てて、そしてこっちの方向に力を入れるとお前は死ぬ」
とやられたんですよ。そして
「ちょっと力を入れるぞ」
と言われてウンとやられたんです。ウーとも言えないですね。目の前が銀色になって、
「ギブ、ギブッ! ギブアップ!」
って感じです。そういう練習をすると言ってました。


 ベトナム戦争の時には、地面に2メートルちょっとの穴を掘ったらしいです。そこに泥水をためて、兵隊を一人放り込む。兵隊が中に入って、背伸びして、上を向いていないと溺れるというぐらいぎりぎりの所まで水を張られる。上には竹で編んだ網で、ふたをされる。中の兵隊は網越しに、空をズーと見続けるだけ。

 ベトナム戦争の時ですから、外ではベトナム語の会話を録音したテープや、ベトナムの音楽をものすごいボリュームで、ずっと流し続ける。何時間も、人によっては何日間もそれをやるんだそうです。

 そうしたら兵隊さんはどうなると思いますか。変になるんです。半狂乱になり、おかしくなっちゃうんですよ。わーって。そうなったらそいつを引っぱり出して、飛行機に乗せて、戦場に送ったそうです。

 どういうことかと言うと、そいつ、飛行機の中では友達の兵隊と普通に会話していますよね。ベトナムに到着して、キャンプ地でも普通に会話している。

 ところがいざ戦闘が始まると、銃を持ってジャングルの中を歩きます。ものすごく緊張する瞬間です。そうやって歩いている時、かすかに向こうの方で、ベトナム語の会話が聞こえたとしましょう。そしたら条件反射的に、訓練の時の記憶がよみがえって、会話が聞こえた方に向かって、うわーとダダダダダと弾が撃てるんです。


 結局、戦場に行ってもらう兵隊というのは、人を殺せなくては役に立たないわけでしょう。だから人を殺せそうにない兵士は、人を殺せる人間に作りかえて送り出したと言っていました。


 米軍基地って一言で言うとあっさりしてますが、中身を見てみるとやっぱり戦争の、人殺しの専門集団ですよ。

次へ→

←目次へ


© Rakuten Group, Inc.
X