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カテゴリ:たまには「市民」
東横イン 身障者用設備を無届け撤去 系列16店舗に疑い
ビジネスホテルチェーン「東横イン」(東京都大田区)が全国の系列ホテルで、法律や市条例で義務付けられている身障者用設備や駐車場を、完了検査後に無届けで撤去する不正改造を行っていた疑いがあることが二十七日、分かった。 同日立ち入り調査した横浜市によると、設計図が建築確認用と改造用の二種類あった。完了検査時点では、バリアフリー化を義務付けた「ハートビル法(高齢者・身体障害者らが円滑に利用できる特定建築物の建築促進法)」などに適合するよう建築確認を受けた設計図通り、一階正面に一台分の身障者用駐車スペースを含めた計七台の立体駐車場と、二階に身障者用客室が設置されていた。しかし、完了検査直後に駐車場は無届けで撤去され、二階の身体障害者用客室はシングルの一般客室とリネン庫に改造されていた。 (Yahoo!ニュース 06/1/28より引用) テレビのニュースで社長の記者会見を見たが、 「玄関前に駐車場がない方が見栄えがいいし、 身体障害者用の部屋も年1、2人しか泊まらない。」 と、悪びれず語る様子はとても「謝罪」とは思えなかった。 横浜市のハートビル法では100万円以下の罰金、 駐車場条例では50万円以下の罰金とのことなので、 罰金の方が安く済むという計算だろうか。 しょうがいを持つ人たちへの思いやりを欠いた、 ニッポンらしさを露呈した事件だと思う。 弱者に優しく、少数派の人たちも暮らしやすい社会こそ 成熟した社会だと、私は思っている。 日本はまだまだ、決して「豊か」な国ではないと感じる。 「生活の豊かさ」世界第11位 『「弱者」の哲学』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 28, 2006 04:14:56 PM
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