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テーマ:節電対策(72)
カテゴリ:日々つれづれ
東京電力が、一般家庭向けに時間帯別電気料金を導入すると発表しましたね。一番の目的は、ピーク時の利用を減らすことですが、あまり知られていない料金制度のようで、戸惑われる方もあると思います。
実は、オール電化契約の場合、ほぼ自動的に時間帯別料金となります。今度の料金は若干の違いもありますが、基本的には同じ。2年近く時間帯別料金を利用しているものとして、どういう使い方をしたらいいか、この料金を選ばないほうがいいのはどんな場合か書いてみようと思います。ご参考までに。 我が家の料金は::4月の場合(寒くなく暑くなく、標準的な使用の月です) 基本料金 2100円(10KVA、うち電気温水器分が4KVA,その他の電気製品分が60A同時に使えます 昼間料金(10時から17時) 使用電力量87kwh 料金2460円 朝晩料金(7時から10時、17時から11時) 使用電力量261kwh 料金6036円 夜間料金(11時から7時) 使用電力量841kwh 料金7711円 朝晩料金が一般の契約と同じで、夜間料金はその3分の1近く、昼間料金は2倍近い単価設定になっています。 電気は、温めるという作業がとても大変なので、冬のほうが使用料は全体にあがります。夏は水温も高いためお湯を沸かすにもそれほどエネルギーがいらず、エアコンを相当使っても真冬のピーク(1月)の半分以下でおさまります。 オール電化のお宅では、多かれ少なかれ何らかの工夫をされていると思います。基本は、夜中と早朝に回せる仕事はすべて回す。 洗濯は朝7時前に仕上がるように。 ごはんもタイマーで6時くらいに炊き上げる。 アイロンかけも夜か朝。 掃除機は昼間は使わない。(ルンバは充電式なので昼間使っても大丈夫!) 日中は、基本的に照明を使わない(これはマンションだと難しいでしょうか?) 電気ポットでのお湯の保温やごはんの保温はしない。(お湯は魔法瓶、ごはんは朝まとめて炊いて冷蔵庫で保管、レンジでチンする。) そんな程度でこの数字です。特別無理しているつもりはありません。 昼間家にいるときははテレビも見るし、PCつけっぱなしもあります。 ただ、無意識に電気製品を使うのではなく、ちょこっと考えるかな。また電気温水器(エコキュートも同じですが)は、一度に沸き揚げるお湯の量が決まっているので、朝からどんどん使ってしまい湯量が減ると、昼間の高い電気で沸かすことになってしまいます。なので、無駄にお湯は使わないようにする。 いろいろ考えながら生活できる、ちょっとした気の使い方を日常の習慣にできるひとには時間帯別料金はいいと思います。 逆にこの料金を選ばないほうがいいのは、まず家事にこだわりがあるひと。たとえば、洗濯物は種類別にわけて洗濯機を回したいとか。毎日家族が出かけてから掃除機をかけたいとか。 そのへんは人それぞれでゆずれないこともあるでしょうから、そういう方は、無理して節電を考えないほうがいいかも。(無理に我慢すると精神的につらいですからね) ワタシのように、お台所のふきんもお風呂の足ふきタオルも一緒に洗濯機に放り込む、くらいのアバウトな方には節電向いてます。 また、小さいお子さんや高齢の方がいて昼間も家に居ることが多い、というご家庭にも時間帯別料金はあまり向かないかもしれません。でも、そこは考えようで、可能であれば、日中おでかけできる機会を増やしてみるとか、生活をちょっと変えてみるというのもありでは。 電力会社のHPで試算もできるようにするそうなので、よく検討されて選ばれればよいと思います。 一般論としては、共働きのご夫婦、お子さんが中学生以上のご家庭だったら、お得になる場合が多いのでは。 さて、明日から1泊で、千葉県は房総半島館山へ旅行。101氏のデイサービスの旅行で、みんなでバスで行きます。鴨川シーワールドも行くので楽しみ。房総は暖かいでしょう(札幌は寒かった!)。集合が8時と早いので、朝6時起き。今日は撮り貯めた「善徳女王」も見ないで早く寝ないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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