Forbidden colors
捨てられなかった服。マーキュリーデュオの薄紫色のワンピース。総レースに魅かれて買ったものの、いま一つ似合わない色で、一度も着ないまま、ワードローブに放置状態で断舎離もままならず。オスカー・ワイルドは薄紫色(mauve)をシチリア紫(高貴な紫の意)と呼び恋人 (♂) アルフレッド・ダグラス(Lord Alfred Bruce Douglas,1870年10月22日 - 1945年3月20日)の金髪に似合う色だからと 「サロメ」(仏語版)の表紙に、この色を使ったという。本の表題の色はくすんだ銀色というカバーデザインで。 う~~ん こちらはパツキンどころか茶髪ですらないしね~~ 何より.... ♀ ですが ...! ! とりあえず、シルバーのアクセサリーとかシルバーグレイ系のジャケットと合わせて 捨てる前に着てみることにする ~ À suivre ~****** marginem ******* 薄紫ならぬ濃い紫/ 洋の東西を問わず 高貴な身分の者しか身につけることが許されない「禁色」 三島由紀夫の小説のタイトル Kinjiki / forbidden colors Forbidden Palace は 紫禁城 だから苦肉の訳 ワイルドのエピソードも 暗喩めいている/三島のオスカア・ワイルド論 /余白の中の余白/