紐約時報 2010 年要去的 31 個地方
久しぶりにLaniからメールが来た。実のところ私が不精してたのだが…(ほんとに年末年始は不精続きだった気が。年明け松もあけ七草粥も過ぎたころにイギリスからXmasカードが届いたときには日英どちらかの郵便局の不手際で迷子になったあげくいま着いた、ということと思って青ざめた。しかし開けたら「新年の散歩に出かけて云々」とあったので、カードだけクリスマスツリーで中身はあちらも不精だったと判明。ほっ。)ところでこのタイトルはどういう意味でしょう。=The 31 Places to Go in 2010 in New York Timesということだそうです。今年行くべき場所にライプチヒが選ばれたというのである。同じアジアでありながら、しかも共通用語=漢字を使っていながら、英語以上の暗号文である:と、このあとにその証明として4行の漢文を載せたのだが、プロバイダ側でオートチェックが入って却下されてしまった。どれかが使えない「記号」と認識されたらしい。適当に消してみたらOKが出ました。バッハの漢字がいけなかったのか。うな丼シューマンは消えてないのに大丈夫だものね。あ、文が出てないので話が前後逆になってしまいましたが…最初の文が「有特殊慶典」。これはわかりやすい。特別な記念行事も行われます、と。看到第十了!、この最後の字が却下されたと思われる=口へんに馬。総統の名前、こんな感じだった?見よ十位になったぞ、という意味と推察できるが、最後の「口へんに馬」は間投詞(*カントウシも変換できないぞ。おかしいんじゃないの)と思われる。ラニがよく「xx、ラ~!」と言ってた。マー!じゃないな。口へんに馬で「ラ」になるのかな。サンスクリット習うよりこっちを優先すべきかなあ。次はわかる。来いこのライプチヒへ! だ。「来」の難しい字体に、「此」の「錫耶」。ライプチヒが錫=スズに耶となるのはなぜだろう。ここでおもむろにKanji Learner's Dictionaryを出す。発作的に買ってしまった(アマゾンの思うつぼである)辞書、たまには活用せねばである。最初にぱっと開いたページが耶だった。すごい。こんなとこで良運に恵まれてもあまり感動しないけど… だが耶はEVILという意味、だそうである。悪徳都市だったのかライプチヒ。そのライプチヒが生んだ楽聖バッハ生誕325周年。(たぶん却下されたバッハの当て字は、巴+口へんに合わせる、という字でした。)昨日もスワーミー・ヴィヴェカナンダ(お! 覚えた!)生誕の話だったがアニヴァーサリーづいている今日この頃。そしてシューマン生誕200年。舒曼がシューマン、というのは、答が出たあとなら納得する。鰻丼を想像するといったのはこれです。記念式典か。コンサートも多いんだろうなあ。うーん、いいなあー。いずれにせよライプチヒはいい町である。都会なのに田舎だし便利なのにのどかだし。それにラニの家がいいよなー・・・行ったらまた、地理のおさらいさせられそうだけど。タワーに登って、「はい、うちはどこ? 違います。…こらー!」と。えーん、らにー~ラニは私より相当に年下である。娘のごときとまではさすがに言わないが、かなり年下である。実は初めて会った時には、(同じくらいかな?)と思った。大いに失礼。(いやでもこれは鏡で己を見ていなかった、ということではなく―たしかにあんまり見ない/見たくない、が― 老いというのは突如顕在化するものなのである。自覚できるほど顕在化するのはある日突然なのである。いってみれば花粉症みたいなものです。溜まって溜まって溜まったあげく、ある時爆発するのだ。嘘だと思ったら楽しみに待ってらっしゃい。嘘だけど… さてここで、最後の「嘘だけど」は、どこにかかっているでしょう)で、年齢差がわかっても、やっぱりなんでだか、 らに~・・・!の、気分、なのである。それがなぜか自然。私のほうが頼っていいような気がする。ラニが弟を持つお姉さんで、私が姉のいる妹ってこともあるのか。ラニの背が高くて私が低いからか。決めてくれるのでついていく。面白いもんである。これが日本人同士だと、あんまり実現性なさそうな・・・年上だと、たいてい遠慮されてしまうよね。と余計な考え抱きつつ、思いを馳せる。ヨーロッパねえ、もう少し近ければねえ。。。だが泰子さん(初登場!)は今月インドから韓国・日本経由でヨーロッパに行って、来月またインドに行くのである。そーゆー人もいるのである。この際みなさん、ライプチヒに行って、それからロッテルダムでTaneda's Coolsingel Cubeを見るというのはどうでしょう。台湾映画の美術監督を務めるヨーヘイ・タネダ氏である。台湾人ラニと繋がる(つなげてどうする、と言われると困るが)。寅年は移動するといいのだそうですよ。って、今日初めて知ったのだが。移動と滞在のお金さえあれば・・・ お金では幸せは買えない。昨日の会長スワーミーのお話である。Rajさんも前にそう言っていた。和尚も、「金のこと考えてたら何もできない」と言っていた。うん。そうなのだ。だが、金がないとやっぱり時々困るのである。あー、困ったなあ。ともあれ、そのスワーミー講話の話が先になるはずだったのに、また崩れてしまいましたね。そういえばライプチヒ行った話も、書かないままだったわね… あれっていつの話だ。*** 追記。 目がもたず翌日に繰り越してしまったら、ラニから次のメールが来ていた。3月に台湾とオーストラリアだそうである。うーむ相変わらず駆け巡っておるのだった。