撤退崩壊後の再建・再見計画 (再掲(- - ;) )
2008年9月28日に書かれていた、「2008年6月29日、日曜日。」の日記。いきなり、「すごい、前回から1日進んだ。」である。「記憶が曖昧になってきた」から進んだのだそうだ。「前日とこの日の詳細が、どうもあやふや」だという。つまり、あやふやだから、判んないから、端折る。で、話が進むってことだろう。相変わらず情けない。2012年6月5日の時点での私の記憶も当然ながら曖昧だが、「撤退」「崩壊」というタイトル、さらには尻切れトンボで終わっている本文に「グラスゴー」を発見して、霧の中に浮かんできたものがあった。フィッシュ&チップスと、雨と、へたくそな歌声。またしても記憶トリガーポイントが食べ物。改めて情けない。あれ、でも「前日から1日進んだ」ってことは、前日のことは書いてあるってこと?――私も暇である。探してみました。――あった・・・雨のグラスゴー。夕方に到着し、フロントのお姉さんに会場までの行き方を教えてもらい、では明日に備えて食べてこようと、どこかこわもてヤーさん的匂いのする町をうろついたあげく、結局は地下鉄駅近くでフィッシュ&チップス買って、立ち食いする場所がないので地下鉄の駅構内に入って雨宿りしながら食べたのだ。――そして私が観光客とは思えないスタイルで英国版芋と魚のフライを食べている、まさにそのとき、レディオヘッドはステージに出ていたのだ。コンサートは翌日ではなく、その日の夜だった。覚えてます、あの屈辱。どうしてこんなことになったのかという打ちのめされ感。日本から飛んでくれば前日に戻る。だからなんだというのだ。その晩聞こえた、下手くそな歌。酔っ払いの歌。あれはレディオヘッドの歌を歌っていたのだ。興奮に酔いしれた人々が、がなっていたのだ。RHの歌って、下手に唄うと何の歌かわかんないもんね。そして私は、もうこんなとこに居たくない、と、滞在予定を繰り上げて、わざわざ来た北の果てからロンドンに引き返したのでした。無駄金使い放題。「貧乏人の銭失い」って、真実だわ。で翌日には既にロンドンにいたらしい。だから「撤退」で「崩壊」だったわけです。やれやれ。で、「再建」というのは、立ち直ろうとしている自分(らしい)。「再見」は、「先輩に連絡がついたのは一夜空けたこの日だった」、そのこと。先輩というのはEさまである。そう、2004年に大阪で会ったEさま。そして4年後ロンドンで会って、日本に戻った私は埼玉と有楽町でレディオヘッドに会った(笑)うーむ、繋がった。繋がったけど・・・・・・疲れました。