テーマ:心のままに独り言(8580)
カテゴリ:美味しいお話
先週、知り合いのワインのインポーターさんが、アウラに遊びに来ました。
色々と新入荷したワインを紹介してくれました。 今回、新しく導入したアウラ新登場のワインメニューの中のイタリアワインの1本を抜いて… 「このワイン、アウラで幾らで売るかを当ててみて!」 …と、彼に尋ねました。 「ん~ … タンニンもしっかりしていますね。ん~ 5千円台中盤。5600円位ですか?」 「えっ?アウラで5600円?」 …と、聞き返したら…。 「5800円! …でどうですか?」 …と彼。 「へぇ~ そうなんだ~。すげぇなぁ」 「教えてくださいよ~」 …と、彼。 「まだ、決定ではないけど…。2850円 位かな(^^)v」 「そこから、リピーターのお客さまは、ドリンク10%OFFだから、かなり安いでしょ?」 …と僕が言うと…。 「えっ!?マジィ? …ん"ん"…」 唸りましたョ~(笑) プロフェッショナルの彼。 彼のつけた価格の約半額だもんね(^^)v そんなもんなんですよ世の中なんて…。 考えてみれば…。 現地で売っている値段を考えたら、日本のワインの相場って、もの凄く高価なもののような気がします。 えっ? 彼の味覚判断がおかしいって? いえ、彼の判断は、正しいと思います。 ちゃんと的確に、日本のレストランのワインの売値相場をとらえていると思います。 そのバランス感覚を持っているから、僕も取引先として大切にしているのです。 まぁ~ たぶんですけど、このワインを4千円台中盤から5千円位で売っているワインバーやレストランもあるかもしれませんけど…。 それは、そのお店の方針でしょうから仕方ないでしょう。 aura は、仕入れたものに対して、正直に価格をつけて。 よりリーズナブルに楽しんで頂きたいというのがポリシーですから…。 だって、このワイン。 生産者が優れていて、沢山の人に飲んでもらおうと思っているから、とても安い価格でだしているのしょう。 そういう情熱や思いを裏切るのは嫌なんです。 インポーターもそれがわかっているから、見合った価格ではなく、正直に付加価値をつけないで安価でだしているわけです。 プロフェッショナルをも唸らせる確かでリーズナブルなもの…。 そんな商品が、本物のコストパフォーマンスの高いものなのかもしれません。 僕は、デフレを支持しているわけではありませんよ(笑) デフレは、経済を滅ぼします。 沢山の人々に楽しんでいただくこと。 生産者も… インポーターも… レストランも… みなが同じ思いでなければならないのだと僕は思います。 人から人へ… 僕にとって、一番大切なのもは「人」 僕は、今、そう思っています。 たぶん… aura を思い慕ってくれている人がいなかったら…。 ちょっと考えるとぞっとします。 今、aura で仕入れている食材やワインなどとは、たぶん出会えなかったと思います。 いや、もうすでにこのお店自体が、なくなっているではないか? …とさえ思います。 価値観ってなんだろう? 人それぞれで、人によって全く違うものかもしれませんね。 あなたにとって大切なもの…。 過去を大切にする人もいれば… 未来を大切にしたいと望む人もいます。 でも… その答えは、時によって様々で… 状況によっても変わりますよね。 人から人へ… 生産者の方々の情熱や思いを aura でちゃんと伝えられたらいいな。 …と思います。 楽しんでいただくこと。 それが出来ればいいな…と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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