panna cotta
イタリア料理のデザートは、それほど手のこんだものはあまりない。素朴でシンプルなものが多い。今回紹介するパンナコッタもそのひとつ。pannna(パンナ)イタリア語で生クリームの事。cotta(コッタ)は、さっと煮るとか軽く焼くとか…要するに軽く火を入れると言う意味のようです。今回紹介するレシピは普段オイラが使っているもの。ゼラチンは、メーカーなどで多少の固まり具合が違うが…この分量はプリンカップ等で固めた場合に、パンナコッタが形をとどめるギリギリの状態です。panna cotta パンナコッタ生クリーム 500ml.グラニュー糖 90g.バニラビーンズ 1本ゼラチン 6g.レモン果汁 1個分レモンピール(皮)少量1. 鍋にゼラチンとレモン果汁以外の材料を全部入れて、火にかける。(バニラビーンズは、縦半分に切って中のビーンズを親指の爪でしごくようにしてとる。さやもいれる)2. 木ベラ等でゆっくりかき混ぜながら、軽く沸騰手前まで火にかけたら、鍋を火からおろす。3. レモン果汁を加える。4. 少し温度を下げてから、水で戻しておいたゼラチンを加えてかき混ぜる。5. 少しキメの細かいザルなどに通して裏ごしする。6. 粗熱をとってプリンカップやグラスなどに入れる。7. 冷蔵庫に入れて固める。8. 固まったら冷蔵庫から取り出し、冷やしておいた器に盛り付ける(グラスに流した場合は、そのまま)。9. 好きなフルーツのソース等をかけて出来上がり。 好みのフルーツをカットして飾りつけても綺麗です。生クリームは、乳脂肪のある動物性のものを使う事。植物性の生クリームだとレモン果汁など酸味を加えた時に分離する。そして、出来上がりから日にちが経過すると少し固くなる…これは、生クリームの性質なんです。一度沸騰した生クリームは、冷ますと凝固しようとする。この性質を利用したのがクレーム・ブリュレなんです。ゼラチンは、出来れば板ゼラチンが使いやすい。粉ゼラチンだと戻す水の分量で多少の誤差が出る。ゼラチンは、80℃以上の熱を加えると弱くなるので注意する事。フルーツのソースは、キウイやイチゴ等、好きなフルーツをミキサー等でまわせば良い。甘いのが好きな方は、砂糖やハチミツなどをくわえる。ジャムを小さめの鍋に入れて水を加え沸騰させ、冷ましたものでも良い。興味があったら作ってみてくださいね。アウラ クチーナ イタリアーナ HPアウラ 食べログアウラ 一休レストラン(サービス料インクルード)aura cucina italiana インスタグラム 応援してね。シェフの落書きノート 日記、記事の目次