黒崎駅から延びる筑豊電鉄は八幡と炭鉱の町として栄えた直方を結ぶローカル線。以前は西鉄の北九州市内線にも乗り入れ、戸畑や小倉にも乗り入れていました。車両は全線専用軌道ながら路面時代の名残で路面電車タイプのかわいらしい車両が走っていてます。短い間隔で駅に止まる列車に揺られること２０分。通谷駅で下車し、今度は歩くこと徒歩７分ぐらいか。高層マンションの隣にあるスポーツジムの一階になかま温泉はありました。ここの近所には大型のショッピングセンターがあり、１０年ぐらい前にはよくこの辺りを通っていたのですが、その時は古臭い温泉銭湯といった雰囲気だったので変貌ぶりにかなりびっくり。とりあえず入浴料￥４９０を支払い中へ。施設はよくあるスーパー銭湯。内湯は変わり湯がいろいろとあって多数の入浴客で賑わっていますが露天は無人。のんびりと貸切状態で楽しむことが出来ました。源泉温度１８．３度、ｐＨ７．３、毎分４７０リットル湧出のナトリウム－硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉は無色透明で肌にぎゅっとくる感じ。加水、加温、湯のリサイクル有りでやや塩素臭が漂っていますがこの手の施設ではいたしかたないですな。近くを通っていてもそこに温泉があることに気付かないようなた佇まいなので、もうすこし看板でも増やしたほうが良さそうな感じがします。この辺りにはスーパー銭湯も少ないのでもったいない感じですね。

２００７年４月入浴