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カテゴリ:ワイン
恒例の泡盛マイスター主催ワイン勉強会、今回のテーマは『 ア・ジ・ア Asia 』です。 え”~、大丈夫なの~ って思ってる方もいるんじゃないでしょうか。チラシも、いきなりガネーシャだし…。まあまあ…、最近、ガネーシャさんも、TV で人気ですし、いいじゃないですか。 しかし、今回の内容は深いですよ~。 新しいアジアのワインのほか、ブドウ栽培の技術や、ワインのルーツにも行き着いてしまいます。 今回は、沖縄ハーバービューホテル・クラウンプラザの中国料理『桃翠』のゴージャスでおいしい中華をいただきながら、アジアのワインの魅力に迫っちゃいました。もちろん、今回も、ワインに合わせたスペシャル・メニューです。 今回飲んだワインは、まず、スラ・ヴィンヤードの『ブリュット・メソッド・シャンプノワーズ』。これ、インド のスパークリング・ワインです。スラ・ヴィンヤードは、スタンフォード大学を卒業した後、シリコン・バレーのIT企業 で働いていたインド出身のオーナーが作ったワイナリー。シラーズから作る『ディンドリ』は、インドの『コート・ロティ』ともいわれているそうです。このスパークリングも、本格的な作りで、名だたるレストランなどでも人気だそうです。 続いて、グルジア の白ワイン、『ツィナンダリ』。グルジアを代表する辛口白ワインで、ルカツィテリ種にムツバネ種をブレンドすることで、風味がより豊かになっているそうです。低温発酵、2~3年間オーク樽で熟成しているそうで、国際コンクールで数々のメダルを受賞しているそうですョ。 3種類目は、トルコ の赤ワイン、『アンシラ』です。絶滅寸前のところを、アンカラ大学 によって復活を遂げた幻のブドウ品種、カレジックカラスから作られるワインです。ちょっとピノ・ノワールに似たふんいきも持ってますが、独特な趣きです。なんか、古代のロマンを感じますね。 肉料理と相性がよくて、人気だったのは、タイ の赤ワイン、『ピロム・カオヤイリザーブ テンプラニーリョ』です。北緯14度で作られるワイン。これまでワインが製造できると考えられていた南限よりも、かなり赤道寄りで、完全に熱帯地域です。New Latitude Wine(新しい緯度からのワイン)とも呼ばれているそうです。2003年、APECバンコク首脳会合の晩餐会でこのワイナリーのワインが提供され、一気に高い評価を得るようになったんだそうですョ。 シメは、もう一度グルジア 。珍しい甘口の赤ワイン、『キンズマラウリ』です。このワイン、スターリンが愛飲しいたそうで、ヤルタ会談でも各国首脳にふるまわれ、英国首相、サー・ウィンストン・チャーチルも絶賛 したそうですョ。ところで、グルジアは、ブドウ発祥の地といわれているんです。グルジアワインは、かつて、古代エジプトにも輸出されていたんだそうで、クレオパトラ も愛飲したという伝説から、「クレオパトラの涙」とも呼ばれているそうです。 今回は、もとOTVで活躍されていたカメラマンで、泡盛マイスターでもある水島さんが、勉強会の模様を撮影してくれました。DVD にしてくれるんだそうですョ。楽しみです。 参加者のみなさんは、熱心にテイスティングされ、アジアのワインの多彩な魅力にビックリ されていたようでした。 スラ・ヴィンヤード ブリュット・メソッド・シャンプノワーズ カワックルデーレ・ワイナリー アンシラ キンズマラウリ(陶器ボトル) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 26, 2009 11:43:52 AM
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