羹に懲りて膾を吹く
どうやら牛丼に続いて、焼き鳥もピンチらしい。タイで鶏インフルエンザが発見されたようで、輸入を禁止することになったらしい。日本は中国・タイから、鶏肉の半数近くを輸入しており、大打撃である。安い居酒屋なんか、殆どがタイから串で刺された状態で輸入しているようなので、今後、どうこのピンチを乗り越えられるのだろうか?牛丼も焼き鳥もアチキのような貧乏人にとって、なくてはならないものです。どうか頑張って乗り越えてほしい!作業所の利用者さんは、元々不安緊張の強い方が多いこともあって、牛肉に続いて、鶏肉についても過剰に警戒しています。たしかに、マスコミも大量の鶏の死体や、袋に入れられ処分されるかわいそうなシーンばかりが取り上げられ、安全性向上に向けての養鶏業者の涙ぐましい努力は殆ど、取り上げられていないですからね。不安を感じるのも無理はない。アチキは敢えて、皆の前で松屋の牛丼をパクツキましたけどねσ(~~~、)ムシャムシャ考えてみれば、牛肉や鶏肉、卵だけでなく、中国産うなぎ、ほうれん草、T市のお茶、M社の肉まん、Y社の牛乳、生牡蠣、カイワレ大根。。。あと、食品添加物だのなんだの。。。100%安全な食べ物なんてないんじゃなかろうか?と思うほどです。マスコミの情報を真に受けて、その都度、気にしていたら、「食」を楽しめなくなる。どんな食べ物でも、食べ「過ぎ」ては身体に毒なのは皆わかっているようですが、気にし「過ぎ」も、身体に毒なのをあまりご存知でない方が多い様子。マスコミの情報に振舞わされてはいけない!「羹に懲りて膾を吹く」という諺がある。熱い吸い物で火傷をした者が、それに懲りて冷たいなますを食べるのにも警戒して吹き冷まそうとするということです。繰り返し言いますが、確かに100%安全な食べ物は皆無に近い。でも、いたずらに過剰反応してパニックになる必要はないと思います。吉野家の牛丼もあと数日でっせ!週末はご家族で牛丼はいかが?