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カテゴリ:讃岐ラーメン
2009年GW讃岐麺遍路-第27番札所
そもそも讃岐ラーメンたる言葉、こちら「はまんど」(盛)の出現以降に定着し始めてきたのではないでしょうか。 自分にとっての讃岐ラーメン原体験といえば、丸亀の一流だったり、多度津の上海軒だったり・・・うどんダシと共通する、イリコ風味漂うあっさり仕立ての優しい味。 もっともその頃は讃岐ラーメンと言う呼び方、全然無かったもんですわ。 1990年代以降の一大讃岐うどんブームにより、各メディアがこぞって香川に注目するようになってから、それに引っ張られる形で徐々に香川のラーメン事情も変革期に突入したような印象がある。 タウン情報かがわに県内のラーメン特集が組まれるようになったりしたのも確かこの頃。 讃岐ラーメンという単語が誌面を飛び交い、見知らぬお店に心ときめかせたりした。 そんな中、讃岐ラーメンたるものを決定的に印象付けたのが「はまんど」(盛)であった。 大将が初代さぬきうどん王というだけでもう話題性充分。 針の穴場を片っ端から食べ歩いて培った経験を基に、香川県民の舌に合ったラーメンを徹底的に研究。その成果として、ベーシックな讃岐ラーメンはもとより、オリジナルティ溢れるメニューを続々と輩出。 その丁寧な仕事ぶりから90年代後半には全国区となった。 言うたら、香川ラーメン界のメジャーリーガーですわーー! 時は14時半頃、行列こそないものの客足は絶えない。 店内は大将はじめスタッフ全員の活気に溢れ清清しい。 今回のチョイスは、メニュー筆頭の「中華そば」。 黄色く澄み切ったスープに、たおやかな麺。 懐かしい、トラディショナルな讃岐ラーメン。 イリコその他小魚系ダシがベースのあっさり塩味。 油を最小限に押さえてあるため、ダシの旨みがダイレクトに伝わってくる。 塩味が強めに効いているが、カドが無いので食べやすい。 ごまかしのきかない系統だけに、丁寧な仕事ぶりが伝わる。 画期的なメニューのラインナップと、そのクオリティの高さを誇るのも、基本の土台が磐石だからこそと再認識。 2009年GW讃岐麺遍路、締めの一杯とあいなりました。 ☆讃岐らーめん はまんど 香川県三豊市三野町大見3873-1 営業時間 11:00~15:00 定休日 水曜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.12 14:38:12
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