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カテゴリ:道具
11月18日(土) 今日は本当に冷え込みました。 まるで真冬のように芯から冷えますね。 今日は、「新しいカメラが欲しい」という表題ですが、 「新しいカメラを買っちゃいました」になってしまいました。 今のα65とタムロンズームレンズB008のコンビ、 悪くはないのですよ。 とても便利です。 旅行カメラとしては素晴らしい。 マニュアルモードでマニュアルフォーカスで、 光があって中近距離で、 動きが穏やかな被写体なら、とても解像度が高いきれいな写真が撮れます。 しかしこれって、どのカメラにとって当てはまることで、 要するに程度問題ですね。 どこまでカメラが頑張れるかの話です。 α65の設計も古いけれど、B008もやや難有り。 便利だけれど暗いのです。 F値が3.5~6.3ですからねぇ。 そのせいかオートフォーカスもやや鈍いのですよ。 遠いもの、暗いもの、動きが早いものは少々辛いですね。 もともとは、動画撮るのにオートフォーカスで、 そこそこ写真もきれいに撮れるもの、という条件で選びました。 当時は、SONYのαシリーズ一択でしたから、良いも悪いもありません。 しかしね、近年の技術進歩は凄いのですよ。 全く浦島太郎でした。 約六年振りに触れた新型カメラ。 びっくりポンで倒れそうでした。 何処で倒れたかって。 聞いてください、あのジャパンバードフェスティバルのSONYのブースです。 SONYといえば、トランスルーセントというユニークなメカを生み出しました。 α65はこれです。 そして、本格的高級ミラーレス一眼カメラの先駆者です。 長年培ってきた、報道機材等のオートフォーカスや液晶画面、 或いはイメージセンサー、情報処理等の技術および経験の蓄積があり、 他社のデジタルカメラとは一線を画す、トップランナーにつつあるようです。 SONYは、CMOSセンサーを開発、内製できるところも強みです。 画像処理エンジンとの相性も抜群になります。 それでもって、触ってみて卒倒したのは、一眼のα9と一眼風コンデジのDSC-RX10M4。 何に驚いたかって、オートフォーカスの速さと正確性にですよ。 しかしですね。 α9はSONYのフラッグシップモデルです。フルサイズのセンサーを搭載しています。 従ってお値段も飛び抜けています。 Eマウントの交換レンズも揃えたら、破産宣告ですよ。 いや冗談ではなくてほんとのところ。 とても奥様には相談できません。 ということで、感想は「へぇ~凄いな、とんでもなく進歩してるわ」という程度です。 端から相手にできません。 一方、DSC-RX10M4はかなりこなれたお値段です。 何かを我慢すれば何とか届きそう。 ところがこれ、お値段のわりにかなり優れたAFを搭載していました。 以下太字部分は、SONYさんのうたい文句を拝借。 位相差検出方式AFセンサーを配置した、 メモリー一体1.0型積層型CMOSセンサーをRX10シリーズとして初搭載。 高速性と追随性に優れた位相差AF方式と、 高精度なコントラストAF方式を併用するファストハイブリッドAFで、 世界最速(*1)0.03秒(*2)の高速AFを実現しました。 また、撮像エリアの約65%をカバーする範囲に 315点の像面位相差AFセンサーを配置することで、 超望遠撮影においても高速で動く被写体の決定的瞬間を逃さず撮影できます。 さらに「高密度AF追随テクノロジー」により動体追随性能も大幅に向上。 複雑な動きをする被写体も、高精度に粘り強く捉え続けます。 何だかえらく難しい言葉が羅列されていますが、 簡単に言えば、恐ろしく早くて正確なAFを載っけていますよということ。 実際触ってみますと、瞬時にフォーカスが合います。 コンデジと言いましても、コンパクトではないですよ。 レンズの交換はできないので、コンデジとしているだけです。 躯体は大きいです。 α65より大きいです。 姿はまんま一眼レフカメラです。 SONYのデジタル一眼カメラと比べ、突出して大きいですね。 一体型で組み込まれたレンズが、またとんでもない代物なんです。 何とZEISSのバリオ・ゾナーT*レンズです。 どうだ参ったかという感じですね。 ま、これは前のモデルのM3から変わっていないのですが。 しかもズーミングが35mm換算値(静止画3:2時)で、24mmから600mmなんです。 更に、画質劣化がほとんどないとしている、 全画素超解像ズームと呼ばれる機能を使いますと、最大1200mmの超超望遠になります。 太いレンズです。F値は2.4(ワイド端) から4.0(テレ端)と明るい。 このレンズだけでも涎(よだれ)がだらだらですね。 これなら確かにレンズ交換いらないわ。 一体交換レンズ何本分に相当するんだ レンズ3本相当のカバー範囲になりますね。 まだまだあります。 AF・AE追随で最高約24コマ/秒の高速連写が可能です。 一眼レフでは不可能なスピードでしょう。 何時、何処で使うのって感じもありますが。 高速で移動する物体を撮る機会があれば、重宝するでしょう。 高速といっても桁外れの高速ですけどね。 これって押し続けていますと、あっという間に何百枚もの画が切り取れます。 実際、「はや」という感じでした。 こちらの頭がついていきません。 なお、動画撮影は4k対応とのこと。 これは最新技術のてんこ盛りですね。 唯一気になるところは、イメージセンサーの大きさです。 1インチですからかなり小さい。 SONYの website では、位相差検出方式AFセンサーを配置した、 メモリー一体1.0型積層型CMOSセンサーとの説明ですが、技術的なことは分かりません。 この1インチセンサーは高性能との評判です。 でも、暗い所の画質に影響が出ないか、少しだけ心配です。 レンズの性能が良いものですからカバーしてくれるのかな。 ひょっとすると、1インチセンサーを使うことによって、 焦点距離の拡張を狙ったものかもしれません。 「じゃこれ買いたいな」と一週間ほど考えていましたが、 奥様と相談して、購入することに致しました。 楽天市場で検索したところ、 マップカメラ楽天市場店が一番お安くてよろしいよう。 マルミ光機 の72mm 「EXUS エグザス レンズプロテクト」もプレゼントしていただけるとのこと。 このレンズフィルターはレンズ保護用ですが、 実勢価格で¥6,000ほどする代物です。 何と豪気な・・・。 やはり、フィールドに持ち出すカメラにはレンズフィルターが必要ですね。 雨の日だってあるわけだし、風の日は砂埃が舞います。 既にぽちっとしてしまいました。 使用レポートは後日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.19 04:37:48
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