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アウトドア親爺の徒然日記

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まるのんちゃん777

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2020.06.08
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カテゴリ:季節


6月6日(土)

前回の日記では、
経済的な窮地に陥る大学生(下宿生・留学生)のことが心配だと書きました。

大学生のなかでも、
4年生、3年生にとって、更なる心配事は就活(就職活動)のことでしょう。

我が家の末っ子もはや大学3年生。 そろそろ裏では就活が始まります。
人との接触を8割減らせの社会状況の中での就活は、誰もが経験したことがないもの。

未曾有の経済の落ち込みの中、史上初めてのオンライン就活に、
大学4年生はもちろんのこと、採用する企業側もとても面食らっていることでしょう。

今日の朝刊で読みましたが、
今年はエントリーによる志望集団からの選抜以外に、
スカウト型就活も活用が進んでいるらしいですね。 これはスカウトサイトを活用するもの。

スカウトサイトは逆求人サイトともいわれますが、
プロフィールを登録した学生に企業がオファーを出すという仕組みです。

これまでも、転職や中途採用の際にはこのようなサービスが存在していましたが、
今回のコロナ騒ぎによって、新卒採用にも広がってきたということでしょう。

しかし「便利」、「楽」という声がある一方、
利用する学生にとっては、数々のリスクがあるようにも思えますな。

何よりもの心配は、モチベーションが維持できるかどうかです?

主体的に選んだわけではない企業、業過に就職し、
選ばれたという喜び、あるいは優越感だけで長い社会人人生を主体的に乗り切れるのか?

そのような他人への心配は別にしても、
コロナ禍によるIT社会への推進はこのような試みも産んでいるわけです。

末っ子は、現在インターンシップへのエントリーと、
web上の就活セミナーの参加に余念がないところですが、何れも嘗ての企業説明会の進化版。

今夏は各企業のインターンシップが実際に開催されるのかどうか心配ですがね。
それにしても就活のやり方も随分と変わったものですね。

今日の日記は我が家のお庭の様子、第二弾。 4種類ほどあるアジサイのお花のことです。
先月まで満開であったヤマボウシのお花は、総苞片が散り始めています。

下の写真はヤマアジサイ、「紅」の咲き始めです。





元々に日本の山野に自生していたアジサイは、ガクアジサイとヤマアジサイ。

どちらも丸い「手毬咲き(ポンポン咲き)」とはならず、
周りを囲むがく片が目立つ装飾花と、中央の両性花からなるがく咲きのアジサイです。

ガクアジサイは、
房総半島、三浦半島、伊豆半島などの海岸沿いに自生しています。
従って別名はハマアジサイ。

一方ヤマアジサイは、
本州から九州にかけて山中の特に沢沿いに見られます。
従って別名はサワアジサイ。 湿っぽい処を好むため水やりが欠かせません。

真夏に水を切らすと即座に葉っぱが萎れてしまいます。

装飾花は3弁か4弁。 未だ真っ白ですが次第に赤色に変化していきます。
そのために「紅」という品種名ですが、残念なことに赤くなるとお花は終わりを迎えます。





下の写真はガクアジサイのダンスパーティー。

周りの装飾花の花柄(花を支える軸)が長く、
風が吹くとユラユラとダンスをしているように見えることからが品種名の由来でしょうか。

ガクアジサイとヤマアジサイの最も大きな違いは、葉っぱを見ると良く分かります。
ガクアジサイの葉は厚みがあってツヤがあります。 全体の姿形もガッチリしていますね。

ヤマアジサイの葉っぱは薄くてツヤがなく、姿形も何とも頼り無げに感じます。





ダンスパーティーの装飾花のがく片は八重。





一般的にガクアジサイのお花は、土壌の酸性度により色が赤から青まで変化します。
酸性に偏ると赤、アルカリ性に偏ると青。 自然のリトマス試験紙のようですね。

尤もリトマス試験紙の色が変化する成分はアゾリトミン。
嘗てはリトマスゴケから抽出していたそうですが、今では化学合成で得られているようです。





一方、アジサイの場合はアントシアニン色素の一種、
デルフィジンという色素によって発色しているようです。

デルフィジンはアジサイ以外にも、アサガオやツユクサなどの青色を発色する色素とのこと。
しかし植物の種類によって、微妙に発色の作用が異なるようですな。

アジサイのテルフィジンは、
主に土中のアルミニウムイオンとの結合で色を変えるらしいですな。

土が酸性であるとアルミニウムイオンが多く存在し青色に発色するのですが、
実際に実証されたのは非常に最近のことなのだそうですよ。 難しいので細かい話は省略。

下の写真は「墨田の花火」という品種です。





「ダンスパーティー」よりも更に装飾花の花柄が長く、
装飾花が垂れ下がったお花全体の姿を、隅田川の花火大会に見立てたものなのでしょう。

花火の中でも、光が尾を引く錦冠という種類に似ているかも。





これは「ブルースカイ」。





咲き始めは黄色味が強いのですが、次第に鮮やかな青色へと変化します。





アジサイの仲間には、小さい花が丸く咲く手毬咲きのアジサイもありますね。
これは日本原産のガクアジサイが直接あるいは中国経由で欧州に渡り品種改良されたもの。

フランス、ドイツ、オランダ、ベルギーなどで人気を博し、
日本の明治時代以降に競って品種改良されたようです。 それが逆輸入されたのですね。

この「ブルースカイ」はがく咲きなのですが、日本で改良された品種ではありません。
生れたお里はどうやらスイス。 逆輸入品なのだそうですよ。

確かに日本で作出された「ダンスパーティー」や「墨田の花火」とは、
少し雰囲気が異なりますね。 大柄で骨太の印象を受けます。

「ブルースカイ」は青で固定された品種なので、
土壌の酸性度によって色がコロコロ変わることはありません。 いつも安定の青。

アジサイのお花も奥が深いものです。





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Last updated  2020.06.15 14:15:19
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