カテゴリ:読み聞かせに使った絵本&童話
ここ2週間ほどで、読み聞かせた絵本と童話を紹介。
●ちいさいモモちゃん 40年間も親しまれている童話で、東京のいとこが、子どもの頃から大好きだったから、ぜひ読んでみて!と、あやかのために贈ってくれた一冊。 モモちゃんが産まれて3歳ぐらいになる頃までが、15のお話として描かれている。 のっけから奇想天外な話が多くて、面白い。 語りかけ口調の文章だから、親しみやすいのも良い感じ。 たまに「もうせん」とかいう、ちょっと聞き慣れない言葉が出てくるので、すかさず「どういう意味?」と、突っ込まれるけど。(苦笑) モモちゃんが産まれたときには、ジャガイモさんとニンジンさんとタマネギさんが、カレー粉の袋をしょって、お祝いに来る。 1歳になったら、もうオムツは卒業!ということで、ママは30枚もミシンで小さなパンツを作る。 と言ったような、色んなお話が続く。 全部、読み終えたところで、続きが欲しい!と、あやか姫に言われ、只今、モモちゃんとプーを読書中♪ 6巻まであるので、全部揃わせられそうだ。 ●ちいさいおうち 東京のいとこが、オススメ!と贈ってくれた絵本。 自然がいっぱい満ちあふれた田舎に建てられた、1けんの丈夫で、小さなおうち。 ところが、都市化が進み、ちいさなおうちの回りは、徐々に変化してくる。大きな道路ができ、たくさんのガソリンスタンドや家が建ち並ぶ。電車も走り、地下鉄も通り、大きなビルが建ち並んで、大勢の人たちが忙しそうに行き来するようになる。 その頃はもう、そのちいさないえには住む人もなく・・。 主人公である、ちいさなおうちが、のどかな田舎の風景の中では幸せそうに、周囲がどんどんと都会化するうちには、何だか悲しそうに見えてくる。 あやかにも分かるのか「おうちが可哀想」と言っていた。 このまま、取り壊されてしまうのか・・・?と心配していたけれど、そのいえを建てた子孫が気づいて、また、のどかな田舎にお引っ越ししてもらう事ができ、ハッピーエンド。 都会化して便利になることが、果たして良いことなのかを考えさせられる一作である。 ●いいこってどんなこ? ウサギのバニーぼうやが、「いいこって、どんな子なの?」と、おかあさんにたずねていくお話。 「なかないのが、よい子?」 「つよいのが、よい子?」 「おこりんぼじゃないのが、よい子?」 「バカなことしないのが、よい子?」 一つ一つの問いかけに、うさぎのお母さんは、優しく答えていくのだけど、読んでる私の方まで「よい子って、一体どんな子をさすのだろう?」と考えさせられた絵本だった。最後のお母さんの答えには、大いに納得したけれどね。 ●あいしてます 主人公である「あたし」という女の子が、バスに乗って、おばあちゃんとおじいちゃんの家に遊びに来た。それなのに、二人はケンカ中で、あまり口もきかない。どうしたら、二人を仲直りさせることが出来るのか、「あたし」は考えて行動に移した。 心が、ほんわか温かくなるような作品。 ●いまなんじ 時計の読み方の、お勉強になる絵本。 かえるえんみどりぐみの、カエルのお友達たちが、とけいのおじさんと一日を通じて、時間をお勉強していくお話。これは、寝る前の読み聞かせ用ではなく、昼間に読ませて、時計を見ながら遊び感覚で読んであげる方が良いかも知れない。 ●いちごとおひさま 何日も雨がつづき、お日様が出てきてくれない。お日様が出てこないと、赤くなれない緑色の赤ちゃんいちごたちは、思い切って、お日様に会いに行くというお話。 鳥に食べられそうになりながらも、ミツバチ達の助けも借りて、山の頂上まで、頑張っていく。そんな一生懸命な姿が可愛い作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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