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カテゴリ:イノベーション
IT幸福論
第1章 ITの力が社会を変える □ 革命とは、それまで人々が当然と考えていた制度や価値が根本的に覆されることである。 □ コンピュータは、 「人間の考えのおよばないこと」考えたり、以前は「思いもよらなかったこと」を考えさせるのに役立つ □ データ、インフォメーション、インテリジェンスという情報の階層を経て、われわれは意思決定することができる □ ゲーム理論では、プレーヤーは知り得る情報を活用し、相手の戦略を予想して、自身が得る「利得」が大きくなる行動を選択する。 □ 「情報とは、不確実性を減らし利得を極大化するための源泉である」 第2章 革命をもたらす技術は進化し続ける □ CPU、ストレージ、ネットワークというのが情報通信技術の三大要素 □ 微細化や発熱の壁が迫る中、半導体メーカーなどは何とかして性能向上を図るべく努力をしている。現在の主な対策の一つとして「コア数を増やす」という方法がある。 □ 「クラウドコンピューティング」「スマートフォン」「ビッグデータ」 □ 「ライフログ」と「センシングデータ」 第3章 未来を予見する力が競争優位をもたらす □ グローバル化に対象を絞り込んで、3つの要点を挙げてみたい。それは、「ボーダレス」「インテグレード」「リプレース」 □ 「PEST」 Politics(政治)、Economics(経済)、Society(社会)、Technology(技術) □ 4つ「情報社会トレンド」 「競争力の源泉は知識やノウハウの活用にシフトする」 原則とするのは、透明性があること、市民参加型であること、政府内及び官民の連携を図っていくこと 「マス重視から個重視の社会へ」 「環境やニーズ変化へのリアルタイムな対応が求められる」 「誰でも活用できるITが普及する」 □ 5つの「技術トレンド」 「個」を理解する人間志向のIT 戦略的なデータ収集と分析 社会にあるビッグデータを分析すれば、社会的兆候が見えてくるかもしれない サイバー・フィジカル・コンピューティング 環境適応型の粘り強いITインフラ デリバリー短縮を実現する超高速開発 第4章 IT精算技術の革新がもたらす恩恵 □ 「業務の効率化」「業務革新」「業務の創造」 □ IT予算率は売上高の1.2% □ コアコンピタンスだと捉えていた業務といえども、時代の流れとともにコモディティー化していき、競争力を失うことも起きうるのである。 終章 経営者とITの関わり方を考える □ 今の時代、その「導入遅れ」の間に、一瞬にして評判が広がり、顧客が離れ、急ぎ対応しても二番煎じと評されるおそれがある □ 自分たちが「やりたいこと」を起点に「手段」を選べばいい □ 「リマーケティング」をすることの重要性 □ ITの影 動かなくなること 暴走すること 犯罪に利用されること、いつまでも残ること、人の職を奪うこと □ バートランド・ラッセル 技術的にひとつとなった今日の世界では、自らの幸福を望んでも、他人の幸福を望む心とひとつにならないかぎり、それは何にも役立たない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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