カテゴリ:震災
昨夜は、地元鎌倉の市民ホールで、
関わっている自然保護団体の主催で、 チャリティコンサートが行われました。 ・・・が! 昨日の鎌倉は、昼間から「嵐??」と見まごうばかりの暴風雨^^;。 「こんな日、わざわざ外に出たくないよ」 ムードが満載であったにもかかわらず、 会場にはお客さまがご来場くださいました。 中には、私がナンパした、当日の店のお客さまも、 わざわざ足を運んでくださいましたm(__)m。 今回のコンサートは、いつもの「鎌倉の緑を守る」 だけではなく、「被災地の緑を守る」ためのチャリティ。 ですので、コンサートパートが半分、 そして半分は、被災地にボランティアに行かれた方の報告、 さらに大学の先生の講義となりました。 コンサートは、地元鎌倉のバイオリニストさん、そしてピアニストさん、 さらに被災地の石巻出身のオーボエ奏者の3人の若い女性たちが、 素敵な音楽を聴かせてくださいました。 やっぱり「生演奏」はいいですねぇ^^。 フィギュアスケートで使われた曲や、 名曲「モルダウ」のジャズアレンジなど、 演目も盛りだくさん。 「うわ、シンクロ!」と思ったのが、 その日、コンサートにナンパしたお客さまに、 「コンサートとか行きます?」と訊いたら、 「この前、葉加瀬 太郎さんのコンサートに」と言われるのです。 「葉加瀬さんといえば『情熱大陸』のテーマソングですよね!」 「その曲は、アンコールの定番曲で、みんな立って踊るんですよ」 「えー!本当ですか??」 ・・・と話していたら。 「情熱大陸」も演奏してくださいましたよ~^^。 さすがに立って踊る人はいませんでしたが(笑)。 被災地のボランティア報告会では、 初期は情報が錯綜していて、 1日かけてやった作業が、次の日の指示で、 全部やりなおしになったり、ということも多々あったようです。 でも、「誰かが動かなければ、ものは動かない」のですよね。 がれきもヘドロも、誰かが運ばなければ、 そのままです。 そして、それを片づけたら、みんながその場所を 使えるようになるのです。 話は少し変わりますが、政治討論会で、 「今は、生まれてから一度も「経済成長」を知らない人も増えている」 という話をしていました。 戦後の何もないところから、 「何かを得る」という成長をするのは、 ある意味、やりやすいことでしょう。 けれど、生まれたときから電化製品がそろっていて、 24時間コンビニで食べるものを得られ・・・。 という時代に生まれた人は、 すでに成長している社会なのですから、 そこから「経済成長」を経験するのは、 状況としてちょっと難しいところもあると思います。 だからといって、戦争をして荒廃を経験する必要も ないでしょう。 その意味では、震災を経験し、そこに関わった人は、 「荒廃」、そしてそこからの「復興」というのを 体で感じる機会を得られたのかもしれません。 そして、身をもって「やったことが形になる」という 経験をした人は、これからの人生でとても大きな糧になると思います。 震災から8カ月。 私も先月、『「喜び」と「怖れ」の法則』の印税の10%を 寄付させていただきましたが、 震災に対してできることをし続ける。関わる。 その大切さを、また改めて感じました。 「何かしようかな」と思われた方は、押してみてくださ~い!↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月20日 09時57分23秒
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