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脊髄を損傷すると、破壊された神経の先にある筋肉に脳からの指令を伝えることができません。どれだけ集中しても、筋肉は収縮せず関節は動きません。これが麻痺です。
一方、反射のメカニズムは健在です。外からの刺激に対し、脳の判断を待つことなく、身体が反応します。腕に注射をされると痛くもないのに腕が動きます。手でお灸を焼き切られると熱くもないのに手が動きます。 筋肉には伸展反射があり、伸ばされた筋肉は縮もうとします。本来これは、脱力と組み合わせることで、無駄のない動きをもたらす有用なものですが、筋肉の緊張状態を知覚できない身には唐突な動きになります。 動かしたくてたまらないところはぴくりとも動かず、気にもとめていないところが勝手に動き出します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.13 15:10:07
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