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時々、妻に促されてやっと夜のリハビリができることがあります。
怠け心にほぼ負かされている私を、妻は問答無用という風に、リフターで吊り上げます。彼女が正しいので私は反論しません。自分の弱さにあきれながら、彼女にお礼を言います。 肉体面でも環境面でも鍛錬をする条件が整ったのに、それが目標だったのに、毎日続けることができません。 4月の朝夕はまだ寒く、夕方のシャワーの後ベッドで食事を終えた段階では、脊髄損傷の全身が冷えています。ここから、夜のリハビリを行うために、電気毛布と布団での温めに入ります。しかし、妻が洗い物を終える頃、温まった私は起き上がる気力を失っています。 そんな時は、今日やらない理由を考えています。「明日への繰り越しは取り返しが付かない」ことを知っているので、「明日余計に頑張るから今日はやらない」では不十分です。 熱っぽいとか、風邪っぽいとか、鬱熱でだるいとか、冷えてケイセイがきついとか、昼間疲れたとか、飲み過ぎたとか、、、。 本来の決め手は、やるかやらないかでなく、やれるかやれないかです。 やらない理由は言い訳に過ぎません。やれるのにやらないことがやましいから、言い訳を考えますが、それでは救われません。毎回、自己嫌悪です。 やらない理由を考える暇があるのなら、少しでもうまくやる工夫を考えるべきです。 昼の私は立派なことを言います。 夜の自分に聞かせてやりたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.05 14:41:53
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