ウルフ街道
「忙中閑あり」?私の場合は閑中閑あり??「ベルカ、吼えないのか」を思い起こすような内容の本です。題名の通り、狼が主人公、、短編ですが面白かったです。うまくいえないけど動物の崇高さに、堕落した人間は対抗も出来ないし、心を通わすことも出来ない。彼らの瞳は人間の心を見透かす。。同時に納められていた「夏の終り」もまた犬と少年のかかわりを描いた内容で、厳しく切ない物語でした。動物ものってお涙頂戴みたいな感じのは余り好きにはなれないのですがこの方(笠原靖)の本はちょっといいです。「影のドーベルマン」なんかも読んで見たいです。*脱線事故の女の子を連れたお母さんの二人連れ・・どうやら判明したようでよかったですね。私も七詩さんと同じように、もしかして皆亡霊を見たのかしらなんてふと思ったものですから・・科学では解明できない現象もあるかもしれないし。でも無事でよかったですよ。おかぁさん、若く見られたようですね。救助の皆さん、吹雪みたいな中で大変だったと思います。