1年
ずいぶん放置しておりました。この一年を振り返ると…日記が2つ。いまさらここの更新は誰にも気付かれていない恐れが。4月。作業療法士として働き始めて1年経過。「作業療法科には今、5年目の先輩と3年目の先輩がいて経験年数的には浅いけど、だからこそ勉強会をしっかりやって頑張ってるよ!」昨年、ここに就職する前にそう言われて、“だったら頑張れるかな”とそう思って就職を決めた。就職した途端に5年目の先輩が辞め・・・12月末には突然3年目の先輩が辞め・・・・まぁ・・・いきなしトップになってしまったわけで途端に襲ってくるいろんな責任と重圧感。。。もうねぇ奥さんどうすんねんと初めて診る疾患の患者様の処方がきて分からないって言えないし実習先でも見たことない疾患だし文献でいろいろ調べてもいまいち自信もてないし内心焦りまくってるけど患者様の前ではそんなとこ見せれないし毎日が綱渡り。。。疲労困憊でどうにかこうにかやってきたきつかった。。。OTの看板を背負う責任「ここのOTは大丈夫か」そう思われているのではないか?・・・ドクターやPTなど周囲の職員の目や評価がすごく気になって気になって彼らによく見られようと周囲の目を気にするあまり“肝心の患者様と本当に向き合えてこなかったのではないか”そんなことも思う。白い服を着て歩くことの重さ。患者さんや家族の方々のリハビリにかける期待はすごくでかい。いきなりポケットにけっこうな額の金を突っ込んでくる家族の方もいる。「先生よろしくお願いします」と・・・丁重にお断りしますが・・・それでさえ精神的にけっこう追い詰められる。期待はものすごく重い。もういろんなことから逃げたくなってうちはいつも責任ってもんから逃げたいヨワヨワな人間だってことをつくづく思いしらされた。そんなこんなでもなんとか頑張ってきた。この時期にきて病院経営の危機現在ニュースでもよく問題になっている地方病院の崩壊というか・・・この3月末に整形の手の外科専門のドクターが辞め、そしてもうすぐ6月末には脳外科のドクターが二人とも辞め脳外科は閉鎖になり・・・担当できる患者さんが少なくなればOTの存在意義もなくなるわけで・・・そんなわけで働きつつ転職活動今度は家からかなり遠いけどベテラン上司がしっかりいてくれる病院へ。母校の先生の紹介があったのであっさり内定。・・・世の中コネですのぅ。6月末までは今の病院で勤務し7月1日からは新しい病院へとりあえず当面の目処は立った。1年目からいろいろと波乱万丈でもがんばったもん・・・もっとこうしたほうがよかったのかなとか、もっとこうできたのかなとかそりゃいろいろ思うところはあるけど人はできることしかできないんだ。だから今できることを精一杯頑張ろう。