脳内刺激
あいやしばらく。久々に私の脳を刺激してくれるものに出会いました。相方が「あづみなら好きだろ」といって紹介してくれたものです。「SEX教団」ザイン教祖はトホホなエロじじい (夕刊フジ)最近「何か物足りない何かが物足りない」 と感じながら漠然と生きていましたが、こういう電波系刺激に飢えていたのかも。巷ではけっこう騒がれている有名な話だったのですね。こんな団体があるとはつゆ知らず。最近はテレビを見る時間もなく、電車の宙吊り広告をぼーっと眺めるくらいでこのような、いわゆる「カルト」情報にはめちゃくちゃ疎くなってしまいました。昔は卒論に関係してたこともあって、こうした情報にはけっこうアンテナ張っていたつもりだったのに。最初はこの記事をみて、「また出たか・・・この煩悩エロじじい・・・」くらいのもんだったんですが、そして千石イエスが主催していた団体「イエスの箱舟」のことを思い出したりして、あの信者たち(シオンの娘だっけ?・・・もうオバサンだろうけど)は今どういう日々を過ごしているのかなぁ・・・なんて思っていたのですが、オフィシャルページをみて、ふむむぅーと。オフィシャルページいや、オフィシャルページの方は、これまたすごい突っ込みどころ満載の電波飛ばしまくりで笑えたり、「イエスの箱舟」より、ずっと社会的に危険な思想をもっているようにも感じるのですが、HP内の、「神文学のいろは」というコンテンツにある「聖と性」と題した文章の一部分にはちょいと同感というか、私も昔からずっと考えてきたことであったりして。「性を卑しむものこそコンプレックスの塊、逆に性にしか興味が無く聖なるものをバカにする者も・・・」のくだりあたりが。そういえば、このブログを立ち上げるとき、同時に「聖」と「性」そして「生」をテーマにしたHPを作ろうと考えていたことを思い出しました。結局HPの立ち上げはしなかったけど、当時準備した下書きがPCに残っていたので、貼り付けてみます。・・・・・「性」と「生」は、密接に相関している。自分自身の存在の本質に関わるもっとも重要な問題だろう。「誰かを愛する」ということにおいても、「性」的な部分を省いては、全てを語ることはできないように思う。エホバの証人のような原理主義傾向の強い宗教の「聖」は、人間の「性」の欲求に蓋をする。「性」に対し、不道徳という言葉で否定的なイメージを植え付ける。抑圧された欲求、そのはけ口はいったいどこに向かうのか。人間のもっとも滑稽で恥ずかしくて公にできない部分。このタブーとされる領域に、踏み込んでみたい。自身の「性」についてのストーリーを語ること、他人の「性」についてのストーリーを聞くことによって、より人間の本質的な部分に近づけるような気もするし、いや、そんな難しいことではない、単に私の自己満足サイトかもしれない。ただ、「性」に問題を抱えていた方々に、私の個人的経験から何かを伝えたい。そして私も誰かの個人的経験から何かを得たい。」・・・・・なんてことを書いていて。まー、今やほとんど更新されないわけのわからんブログと化しておりますが、立ち上げ当初はこんな気持ちもあったんだなぁと・・・。最近はこういうこともあまり深くは考えなくなり、脳内電波も飛ばさなくなり、忙しい毎日の中、ずいぶんまともな生活を送ってるような気もしますがどんどんと腑抜けで馬鹿になっていってるような気も・・・。と、本題からそれました。もちろんザイン帝国・・・彼らの思想に同調してるわけではないです。彼らが売っている商品というものも、「ギャクか?ネタか?」というほどいかんとも素敵なもので・・・本当に信じて買う人がどれほどいるのかは知らないけど、実際にいるからこの集団は成り立ってきたんでしょう。。。その商品のラインナップというのも、「二度と金に困らない! 旨い汁だけ吸って吸って吸いまくる! 他人の金を自分のものにする戦慄の財産強奪専用兵器!!」『財産吸引魔』¥67,200(・・・そんなわけわからんもんに大金出してるから金がないんじゃないの・・・)とか、「KILL! KILL! KILL!!冷酷上等!恐るべき暗殺魔術で欲望達成乱れ撃ち!一撃必殺の「蠍毒」でバイオハザードを惹起し、邪魔者を一掃せよ!」『蠍』¥39,900ですぜ。。なんともオメデタイ。これを買うと暗殺魔術で次々と邪魔者を抹殺できるらしいです。なんかのアニメでも見ているような気分になりますが・・・以前、小中学生の15%以上が「死んだ人は生き返る」と考えているという調査結果が出たらしく、「今の子どもたちは、アニメやゲームの影響で・・・死生観が希薄・・・」なぞとマスコミが騒いでおりましたが、そんな発想をもつのは、なにも「最近の子どもたち」に限らないのかもと。(というか、この調査は調査の仕方や設問方法に問題があり、信憑性に欠けるみたいですね。)まー、混沌とした世の中、いろんな輩がいるもんでございます。