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受精率が良いほうが、受精卵が多くできますし、余剰胚の凍結保存なども試みることが出来ますので、受精率は良いに越したことはないです。ただ、受精率が40%だからといって妊娠しないわけでもないですし、受精率が90%の方が40%の方よりも妊娠しやすいとまでは言えないです。
私の過去の経験では卵子が10個以上採れても、通常の受精法(従来法)で結局1個しか受精せず、その1個の受精卵(胚)を移植し、妊娠・出産に至ったことがあります。 結局は、良い胚ができるかどうかなんですね。もちろん、高率に受精して、胚がたくさんできたほうがいろんな点で有利なんですが、“多ければ多いほど”とまでは言えないです。また、最適な発育卵胞数というのは、いまだ完全には決まっていないようですね。 ですが、統計をとると、どの程度の発育卵胞数が妊娠率が相対的に高くなるかというのは、算出できるのかもしれませんね。そのような論文があればまた、ご紹介したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月16日 16時53分15秒
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