幸福な夢
昨日はちょっといろいろとありまして、アメリカに国際電話をかけなければならなかったり、凄く嫌な気分になることがあって、とてもブログを書く余裕がないまま、眠ってしまいました。それで、今さっきまで、ポール・マッカートニーと一緒でした。と言うのは「夢の中」の話なのですが、あれだけ嫌な思いをして泣いた夜なのに、夢は不思議なもので、目覚めるのがもったいないような素敵なものだったりするのです。なぜ、関係のない1960年代前半のポール・マッカートニーが出て来たのかは、わかりません。寝る前に音楽聞く気分でもなかったし・・・。とにかくですね、映画「A Hard Day's Night」の頃のポールで、出で立ちも同じようなスーツを着ていて、子供の頃にジョンレノンを好きになる前にしばらくポール・マッカートニーが一番好きだった時の感覚に戻っている訳です。そして、映画の影響か、ポールだけがモノクロ。とはいえ、その頃には、ビートルズはすでに解散していたのですが。コンサートの為に来日しているらしく、他のメンバーは出てこないのに、何故かポールだけが出て来て、ふたりで移動の時間までポールのお土産の買い物に行くことになって、何故かポールが運転していました。ポールとあるお店に入ったら、チェックのカバンみたいなものを買っていました。夢ですけど。それで、ポールはいろいろとすでに買い物をしていて、「ポンド」の大きな紙幣しか持っていなかったので、「あ、ポール、私が出すから、それ、崩さないほうがいいよ」と太っ腹にポールの買い物の支払いをしているのです。大した金額でもなかったし。他にもいろいろと楽しいことがあって、お店を出て、車に戻ったら、「もうすぐ戻らないと移動だね」と言うと、ポールも「そうだね」と言う。そこで、『ねえ、ポール、お願いがあるんだけど・・・』「なに?」『あのね、All My Lovingを歌ってくれないかなあ』すると、ポールは運転しながら歌いだすのです。♪Close your eyes and I kiss you Tomorrow I'll miss you Remember I'Il always be true...♪と、全くレコード(あの頃はレコードだったんですよっ)と同じ、本物のポールのAll My Loving じゃあありませんか!って、本人が歌っているのだから、同じなのは当たり前なのだけど。あのA Hard Day's Night に出て来る女の子達が悲鳴を上げて興奮する意味がわかるなあ・・・と思いつつ、手拍子をしながら、聞いていました。元々、この曲が初期の頃の楽曲の中では多分、一番好きな曲のひとつで2分ちょっとという短い曲なのだけど、今でも時々聞いている曲です。ポールは歌いながら、時々、「なんだか、大阪だとか名古屋なんかより(実際にはビートルズはコンサートをしていないのだけど)ここの町のほうがリラックスできるね」と言う。そこで、『また、おいでよ。また、二人で抜け出して遊ぼうよ』と言っていた。ポールは笑い、そして、また All My Loving を歌ってくれるのでした。その声が右耳にはっきりと残ったまま、目が覚めてしまった訳です。♪I'll pretend that I'm kissing the lips I am missing And hope that my dreams will come true...♪今の自分は、1960年代前半の頃のビートルズより年齢が上になっている。けれども、いつも、彼らの曲を耳にすると、本当は自分より年下の若造が歌っているのに、何故か、自分よりもずっと年上の、大人の人が歌っていて、自分は子供の気持ちに戻る。しかし、見事だったなあ・・・ポールの歌。目覚めたくないほど、素敵な夢だった。そして、1960年代のポール・マッカートニーの横顔は、見事に美しいラインだった。鼻筋から唇、そして、顎先にかけてのラインが「美しい」とされているラインそのものだった。♪And then while I'm away, I'll write home everyday And I'll send all my loving to you♪