スローボール

　　

押さなきゃ押されるだけ・・・！！

【内容】

前回遠藤に言われて、指定された場所にやって来たわけですが・・・。

地下駐車場に６０にんほど集まっていました。

エスポワール組みもいましたね、限定ジャンケンの修羅場を潜り抜けてきた奴ら・・・・。

カイジは一番、そいつらを恐れてました。

あの☆三つで救済してやったオッサンもいましたね。

かなり甘い考えをもってました。

「協力する」なんて言ってましたね。

カイジは「自分以外は全部敵」とつき放してました。

とんでもない甘チャンです。

憎めない人なんですっけどね。


あと佐原も来てました。

カイジの敵として登場するわけですが、

全く恐れてませんでした。

カイジ曰く、大した決意ではないそうです。


そして主催者らしき人物が登場。

60人を12人のグループに分けて移動するとか。

最初は牽制してたせいで、全然決まりませんでしたが、

決意を固めるものが出で来て、9人まで決まります。

カイジはこの中にエスポワール組がいないのを確認し、

決意。

それに続くように、救済されたオッサンと佐原も手を上げてきました。

12人決まったわけですが・・・。



移動手段ですが、

部屋じゃねーよｗｗｗ

棺桶じゃねーかｗｗｗ

そして運ばれるわけですが・・・。


その先は・・・・。

"勇者たちの道" ルールは誰よりも先に向こう岸に辿り着いた者の勝ち

失格規定は地面に着く事。優勝賞金は２０００万、２位は１０００万

手をついてはいけないとか。


そう、12人でレースをするわけです。

ただし足場は靴と同じぐらいの幅しかありませんけどね。

勝てばいいんですが、

その道は果てしなく細かったです・・・。

しかも高さ的に死ぬかもしれない。

１０ｍほどの高さがあります。

ただマットが敷いてあるだけ・・・！


そして下には大量の人間が。

電光掲示板を見ると、自分達の名前の下に倍率が・・・！

そう、カイジたちはギャンブルする側ではなく、される側でした・・・！

いわば人間競馬！


五番の人が勇気を振り絞り飛び出していきますが、

途中で落下。

無残な音を立ててました。

放送ギリギリ感が否めない・・・。


しかしカイジはこれをチャンスと思いました。

落ちた人ですが、死んではいない。

足から落ちれば死にはしないことを確信します。


ですが踏み出せない。

躊躇しました。

そしてそのスキに一人飛び出します。


カイジはすぐに追いかけますが、

この道の幅では抜けるわけもない・・・。


下の観客から声が聞こえてきます。


「・・・せ」

「押せ！」

それを聞いた他の人たちは押しまくってました・・・。

「ごめん」といいつつ・・・。

人間の罪悪感で泣きまくってました。

しかしカイジは誤らない決意を固めてました。

突き落とすなら謝っても意味がないと。


しかしカイジの後ろにも12番の男が。

カイジは急がなければなりません。

足場は進めば進むほど狭くなるそうで。

つまり後ろの人のが速いんですね。

果たしてカイジは前の男を押せるのか・・・！？

押さなきゃ押されるだけです。