紹介文
一陣の風が吹いたとき、嫁入り前の娘が次々と神隠しに―。不思議な力をもつお初は、算学の道場に通う右京之介とともに、忽然と姿を消した娘たちの行方を追うことになった。ところが闇に響く謎の声や観音様の姿を借りたもののけに翻弄され、調べは難航する。『震える岩』につづく“霊験お初捕物控”第二弾。
【中古】文庫 天狗風-霊験お初捕物控2
なんだか読んだことありそうだなぁと思いましたがやはし読んだことありました。
しゃべる猫が出てくるところで確信。
今検索して気がつきましたが、このシリーズ1作目の『震える岩』も読んだ記憶はあるものの、感想は書いてないみたい。
近々読み返してみようっと。
シリーズとはいえ、第3作は出ていないようですね。
おきゃんなお初と気弱そうな右京之介のこのあとの進展が気になるところなんですが。
若い娘の神隠しにしゃべる猫。
なんだか後ろ暗そうな料亭とその親戚の同心。
謎解きは謎解きとしてワクワクで、合間に見える江戸の暮らしぶりやあたたかな人間関係がまた魅力的。
いまさらですが、宮部みゆきって天才だと思う。
結構な量ですがあっという間に読んじゃいました。
第3作、心待ちにしてますー。
是非お願いしますー。
そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照)
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