紹介文
ベトナム戦争、パリの5月革命、中国文化大革命など、世界中が大きなうねりの中にいた1960年代。日本でも学生運動が熱を帯び、連合赤軍が結成された。革命戦士を志した坂口弘(ARATA)や永田洋子(並木愛枝)ら若者たちは、山岳ベースを設置し訓練をはじめる。厳しい訓練に追い詰められ、メンバーによる仲間同士の粛正が壮絶を極めていく。
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最近観て印象に残っていたところに永田死刑囚死亡のニュース。
ワタシ一人的にタイムリー。
しかし永田元死刑囚役の女優さん、よく似てるし理想ばかりあげるヒステリックで嫌な女をよく演じていて迫力。
・・・まさか、地じゃないよね?
連合赤軍に関しては本なんかで知ってはいるけどリアルタイムは知らないので(本当です!)感覚的には歴史上の出来事でしたがこの映画は本では感じられない臨場感がありました。
しかし首謀者の永田と林。
永田が恋人の坂口から林に乗り換える際の言葉。
『共産主義的観点からも私と林君が付き合うのが一番正しいと思うの。』
はい?
永田さんて嫌な女だけど何かいいところがあったからモテたのかしら?
謎。
あと総括総括と仲間を次々殺していく首謀者の森。
いったい何がしたいんだ?
お前が総括しろ!そのとおりだ。
だけどある意味密室である世間と隔離された場所で行われる狂気。
おかしいと思いながらもたった2人のリーダーに立ち向かえないメンバー。
自分が殺されないようびくびくしつつリーダーにしたがってしまう集団心理。
人間って弱いものです。
自分自身、身をもって体験しました。
人は密室に2人いれば力関係が生じる生き物なんだなぁ。
あと、遠山美枝子さんへの総括というリンチ、恐ろしかったです。
顔がかわいいという理由で自分で自分を殴らせる。
何を答えても『違う!』と否定される。
体の痛みだけではなくて否定され続ける精神的な苦痛と混乱に顔かたちがわからなくなるまで傷つけた顔を見せられた痛み。
どんなに孤独で絶望したことだろう。
リンチしたほうも次の日にはリンチされて殺される。
生き残った人たち、PTSDは克服できたのかしら?
しかし獄中で自殺した森の遺書。
『元旦になってしまいました。いい天気です。山田さんが入れてくださった花が美しく咲いています。
1年前の今日のなんと暗かったことか。
この1年間の自己をふりかえるととめどもなく自己嫌悪と絶望がふきだしてきます。
方向は分かりました。今ぼくに必要なのは真の勇気のみです。はじめての革命的試練 跳躍のための。』
・・はい?
謝罪とかは?
跳躍って・・逃げただけじゃ・・?
革命的試練って・・・なんで?
常人の頭じゃハテナだらけのこの遺書。
独りよがりで自己中な上に自分に酔ってない?
人格障害か?
こんなムカつく遺書初めて見ましたわ。
そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照)
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