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紹介文
CIAの天才的暗殺者コナーは、南米での任務を終えた後、大統領から直々の電話を受けて再び不可能な任務に挑むことになった。ロシアに入国し、次期大統領候補の命を狙うのだ。しかし彼の周囲には周到に仕組まれた幾重もの罠が…。天才的暗殺者はCIAの第11戒(汝、正体を現すなかれ)を守れるのか。CIAとロシア・マフィアの実体が描かれていると大評判の、サスペンス長編。
【中古】【10P3Feb12】文庫 十一番目の戒律【画】【中古】afb
ハッピーエンドの多いジェフリー・アーチャーは好きな作家のひとりです。
絵にかいたようなヒーローやサクセス・ストーリーを読みたいときは
ジェフリー・アーチャー。
CIAと大統領の確執にロシアの大統領選やマフィアが絡んでくるので
ストーリーはやや複雑。
だけど悪玉善玉がはっきりしているのでそのあたりは分かりやすい。
良く考えたらスーパーヒーローの主人公だって元ヴェトナム兵でCIA工作員なんだからきれいごとばっかりじゃなかったはずなんだけどね。
シドニーがチラリと出てくるんですがあんまり具体的にシドニーの様子が
書かれてなくて残念。
クロヌラのビーチのあたりはすこーし書かれてたけど、ありきたりで。
アーチャーさん、シドニー来たことないんじゃないかしら?
ちなみにクロヌラは空港まで車で30-40分くらい。
電車の駅からすぐのシドニー近郊では電車で行ける唯一のビーチとして有名です。
スーパーヒーローがベタ惚れの奥様ですが、ダンナが亡くなった(と思っていた)あと数カ月で
昔の男にいそいそ会いに行くんですねー。
その上その昔の男を語っていたのが死んだはずのダンナで
『(昔の男)の奥さんになることが生涯の望みだと言っていたんでボクがその男になり済ますことにしたんだ。結婚してくれるかい?』なんてベタ甘ことを言うんですけど。
イインデスカー?
どっちも。
どっちもうっすらお互いに裏切られてるような気がするんだけど。
ま、本人たちが善ければいいんですけどね。
そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照)
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