★踊りの構成 アレグリアス
踊りの曲の構成をクラスでは口頭でいつも教えていますが今日のクラスではきちんと文字にして教えてみました。なんとなく曖昧に覚えている人には明確に構成が理解できたと思います。ここでも書いてみますね。* アレグリアス *ノーマルな構成サリーダ”出だし”という意味で、ティリティ・・で始まる歌が一般的です。レトラジャマーダ(呼ぶこと)して、一つ目の歌振りがきます。本歌7コンパス、コルティージャ4コンパスが一般的ですが歌い手によってもちろん長さは変わります。レトラまたジャマーダ(呼ぶこと)して、二つ目の歌振りがきます。歌振りの後に、ファルセータと呼ばれるパートがくることもよくあります。その後、スビーダ(テンポをあげる)してシエレ(しめる)します。シレンシオ”静寂”という意味で、ゆったりしたテンポで踊ります。パセイージョ(カステジャーノともいいます)ジャマーダしてテンポをあげて、短い4コンパスの歌振りを踊ります。エスコビージャ踊り手の見せ場、足のパートです。人によって、長さは違います。ある程度踏んだら、スビーダしてジャマーダして、最後のブレリアの歌を呼びます。ブレリア歌はブレリア・デ・カイが一般的です。カイとはカディスのことで、南アンダルシアの人はこう呼びます。それからジャマーダしてエストリビージョと呼ばれる繰り返しの歌を呼んで舞台袖にかえっていきます。ティリティ・・ではじまるサリーダで唄われる歌が一般的ですがもちろん他にもいろんな歌がありますよ。*上記の構成はノーマルなものです。ここから発展して、個性あふれる構成にします。ただタブラオで踊る場合エンサージョなしのぶっつけ本番が多いのでそういうときはノーマルな構成で踊ります。そしてテアトロ(劇場)で踊る場合オブラ(作品)として変った構成に挑戦することが多いです。時間の関係で簡単な説明になってしまいましたが分かりましたか????質問のある方は、遠慮なく聞いてくださいね。*フラメンコの認知度をあげるため、応援お願いします♪1日1回バナーをクリックしてくださいね!人気blogランキングへありがとうございました!