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2011年10月16日
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その昔、
あるせんせいのセミナーに参加していました。
とてもいいせんせいで
ぼくは大好きでした。




しかし、
せんせいと話をしていると、


せんせいが本当にやりたいことを
やっていないことに気が付きました。



「どうしておやりにならないんですか?」



ぼくはせんせいへの尊敬と
せんせいを知りたいというという気持ちから
そう尋ねました。



「本気でやったら家族に迷惑をかけるから」



当初は、その意味が分からず、
落胆した記憶があります。




他人に自由な、自分の才能を生かした生き方を
勧めている師が
自分自身には弱腰だと思ったのです。



せんせいに対する見方が、
そのあたりから変わりました。




ぼく自身が
あせっていたせいでしょう。
せんせいとズレが生じました。


そしてたあることがきっかけで
せんせいのもとを離れました。




しかし、
自分のここ数年を振り返ってみると、
家族との関係修復や
家族との時間を大切にし、


せんせいのされていたことと
同じことをしていることに気づきました。



自分は、
自分のしたいことより
じつは家族を大切にしていたことに気づきました。



もしかすると、
いまやりたいことは
家族と過ごすことだったのかもしれない、
そう思いました。





ああ、せんせいは、
やっぱりぼくにとってのせんせいでした。




心の中で手を合わせ、
感謝の気持ちを伝えています。




でも、せんせいは
いつか必ず、自分のやりたいことをはじめ
望ましい自己表現をされることと信じています。






そして自分もまた、
動き出したいと思っています。







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最終更新日  2011年10月16日 10時07分46秒
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